VW乗用車ブランド世界販売、ドイツは9月に7割増 2019年1-9月

VWポロ
VWポロ全 3 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は10月10日、2019年1~9月のフォルクスワーゲン乗用車ブランドの世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は過去最高の451万4600台。前年同期比は2.3%減とマイナスに転じた。

1~9月の市場別販売は、最大市場の中国を含めたアジア太平洋地域が、前年同期比2.8%減の230万5400台と後退した。このうち中国は、前年同期比2%減の219万7600台と、減少に転じた。

また、北米の1~9月実績は、前年同期比0.5%減の42万5700台と、引き続き減少。このうち、米国は27万8200台を売り上げ、前年同期比は4.5%増と回復傾向にある。

欧州は1~9月、前年同期比2.3%減の132万1900台と、マイナスに転じた。このうち西欧は、1.8%減の112万3100台と後退した。地元ドイツも0.1%減の41万8900台と前年実績をわずかに下回る。しかし、ドイツは9月単月では、前年同月比73.9%増と大きく伸びた。ロシアは、前年同期比1.9%増の7万6200台と、好調を保つ。

2018年のフォルクスワーゲン乗用車ブランドの世界新車販売台数は、624万4900台。前年比は0.2%増と、3年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る