OKI、高圧電源対応のEV車載機器向けEMC電波暗室を増設

双方向高電圧DC電源対応「第六車載電波暗室」
双方向高電圧DC電源対応「第六車載電波暗室」全 1 枚

OKIエンジニアリング(OEG)は、埼玉県本庄市のカーエレクトロニクステストラボ内に「第六車載電波暗室」を新設し、10月16日より稼働を開始。EV(電気自動車)車載機器向けのEMC受託試験サービスを拡大する。

EMCは電磁的両立性であり、EMI電磁妨害とEMS電磁耐性とからなる。EMC試験は、供試体の電子機器から電磁的ノイズを発生し他に妨害を与えないこと(EMI試験)、および外部からの電磁波で供試体の電子機器が影響を受けないこと(EMS試験)を確認する試験だ。

車載機器市場では、EV化により、バッテリーやインバーターの大型化・高電圧化が加速。自動車開発現場では、厳しい電磁環境下でも車載電子機器が故障や誤動作を起こさないよう、電磁波影響を事前に確認する必要性が高まり、最新技術に対応したEMC試験設備と高度なスキルをもった専門家による対応の需要が急増している。

新設した第六車載電波暗室は、バッテリーやインバーターの大型化・高電圧化に対応した双方向高電圧DC電源(1000V/±80A/30kW)と不凍液による冷却設備を充実させた車載機器EMC試験環境を整備すると同時に、高度なスキルを有した技術者を配備した。

OEGでは、2017年4月よりカーエレクトロニクステストラボにて、車載機器に特化した信頼性試験サービスとEMC試験を融合したワンストップサービスを提供しており、電磁波、温湿度、水・塵(IP試験)、泥水・塩水、振動・衝撃への耐性を幅広く確認可能。今回の増設により、OEGが保有するEMC試験が可能な電波暗室は計15室となった。

OEGは、今後も進化する次世代モビリティに対応した設備投資と試験技術開発を進め、車載機器開発メーカー向け信頼性試験サービス事業で、2020年度に2018年度比3割増の売上を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『アウトランダーPHEV』が2028年フルモデルチェンジか!? 4モーター4WDの可能性も
  2. ホンダとオニツカタイガーがコラボ、「タイガーイエロー」の新型バイク『ミッド・スポーツ・コンセプト』初公開
  3. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
  4. 【ホンダ シビックe:HEV RS 新型試乗】いつもの道でこそ輝く、爽快な走り
  5. レクサス『GX』一部改良、オフロード走破性とオンロードの揺れ低減を両立…1240万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. シェフラー、ヒューマノイドロボット向け成形波動ギアボックスを2027年量産開始…自動車向けノウハウ活用
  4. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
  5. 光岡の新型オープン2シーター、写真公開…正式発表は11月26日
ランキングをもっと見る