コペン GRスポーツ、ダイハツが放つラグジュアリーな走りの軽オープンカー…東京モーターショー2019

コペンGRスポーツ(東京モーターショー2019)
コペンGRスポーツ(東京モーターショー2019)全 28 枚

ダイハツが10月15日に販売を開始した軽オープンスポーツカー『コペンGRスポーツ』は、東京モーターショーでも注目を集めていた。同車はダイハツとトヨタが意見を出し合い、TOYOTA GAZOO Racingのモータースポーツ活動で得た知見も反映することで生まれたクルマだ。

コペンにはスポーツタイプの「S」グレードがあるが、ユーザーから「より走りの部分の魅力をあげてほしい」という要望も多かった。その声に応えてボディ補強を行い、足回りを柔らかくすることでロングドライブでも疲れにくい、軽自動車ながらラグジュアリーな走りを実現したのがGRスポーツだ。Sグレードの走りが「ハード」なら、GRスポーツは「しなやか」と位置付けている。

コペンGRスポーツ(東京モーターショー2019)コペンGRスポーツ(東京モーターショー2019)
メーカー担当者にGRスポーツの“ウリ”を尋ねると「走りですね」と即答。「疲れないしっとりした走りです。これまでは軽自動車だなと感じる部分もあったものの、それを感じさせない接地感、安定感がボディ補強することで向上しています」と自信を見せる。

オープンカーの状態では電動開閉式ルーフが格納されているぶんトランクは狭くなっているが、ルーフを閉じることで一気に収納スペースが広がり、日常使いで大きな荷物が入らないということも少なくなる。これまでのコペンは主に50~60代の男性がセカンドカーとして乗ることが多かったが、単身の若者や女性にも使い勝手はいいだろう。

コペンGRスポーツ(東京モーターショー2019)コペンGRスポーツ(東京モーターショー2019)
SグレードとGRスポーツでは、足回りの味付けが違うので好みが分かれるという。「ぜひ試乗に行って乗り比べてほしい」と担当者。

ボディカラーは全8色、内装色はブラック。ボディサイズは3395mm×全幅1475mm×全高1280mm。GR刺繍ロゴのレカロシート、MOMO製革巻きステアリングホイール、3眼メーター、BBS製鍛造16インチアルミホイールを装備する。価格はCVTが238万円、5速MTが243万5000円。

《Hideyuki Gomibuchi》

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