低速モビリティを利活用したMaaS実現へ、ヤマハ発動機など3社が共同で取組開始

ヤマハ発動機の低速モビリティ
ヤマハ発動機の低速モビリティ全 1 枚

ヤマハ発動機、三井住友海上およびMS&ADインターリスク総研の3社は10月28日、低速モビリティ(ランドカー)を利活用したMaaSの実現に向けた取り組みを共同で開始すると発表した。

近年、高齢化の進展に伴い、移動に制約をもつ交通弱者が増加。また、運転に不安を持つ高齢者による運転免許自主返納も進んでおり、今後、高齢者の移動手段の確保等に向けて、自家用車に依存せずに生活できる環境整備が重要となっている。こうした中、3社は、ヤマハ発動機が開発したランドカーを利活用したMaaSの実現を通じて、地域の活性化や新たな事業創出等を図ることができるという認識で一致。ランドカーの実証実験や公道走行時のリスクマネジメントに関する協定の締結に合意した。

3社は、本協定を通じて、ランドカーを利活用したMaaSの実現に向けた共同の取り組みを開始。具体的には、ヤマハ発動機が島根県雲南市で実施するランドカーの実証実験にて、それら特有の保険・リスクマネジメントの研究・開発に取り組むことで、高齢者の移動手段の確保等、地方自治体が抱える社会課題の解決を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  3. いすゞとUDトラックスのトラック726台でリコール…リアブレーキが効かなくなる
  4. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
  5. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る