ポルシェ(Porsche)は10月28日、新車と中古車のデジタル販売を、2020年から導入すると発表した。まずはドイツ国内で開始し、欧州全土に拡大展開する計画だ。
ポルシェは、ドイツ国内のポルシェセンターと協力する。新車だけでなく、ドイツのポルシェセンターの4000台以上の中古車が、スマートフォンなどを通じてオンラインで注文できる。
顧客はウェブサイトから、ポルシェにアクセスする。希望する車両を予約し、現金で購入するかリースするかを選択する。ポルシェファイナンシャルサービスのリースを利用することも可能だ。決済には、データの安全な処理を可能にする柔軟なエンドツーエンドのソリューションを採用した。顧客は、ポルシェIDに登録した支払い方法を使用して、決済を行う。
これにより、顧客は時間と場所に関係なく、オンラインで車両を購入するための重要な手続きを行えるようになる。ポルシェセンターでは、顧客の認証と最終的な契約の締結のみを行う。
ポルシェは、顧客はオンラインで車両購入の主要な手続きを行える。ディーラーでの最終的な契約締結が、簡単かつスピーディになる、としている。