池上線・東急多摩川線に「緑の電車」運行開始…復刻色第2弾、初代3000系をイメージ

11月25日から運行を開始した「緑の電車」(右)。左は1000系1017編成を使用した「きになる電車」。どちらも東急車の象徴である「T.K.K」のロゴが入っている。
11月25日から運行を開始した「緑の電車」(右)。左は1000系1017編成を使用した「きになる電車」。どちらも東急車の象徴である「T.K.K」のロゴが入っている。全 1 枚

東急電鉄(東急)は11月25日、池上線・東急多摩川線で初代3000系をイメージした「緑の電車」の運行を同日から開始したと発表した。

初代3000系は、目黒蒲田電鉄や池上電気鉄道など東急の前身だった私鉄で導入されてきた車両や、1942年に現在の東急を形作った「大東急」が発足した後に登場した車両を含む、かつての東急の代表車両で、池上線や東急多摩川線の前身である目蒲線で1989年まで運用。その塗色に戦後の東急を代表するカラーである緑色が施されていたことから「緑の電車」として親しまれていた。

今回は、そんな初代3000系引退から30周年を迎えることを記念して、1000系1013編成に同塗色をラッピングして「緑の電車」が復刻された。池上線・東急多摩川線では2016年3月から1951~1966年に存在していた濃紺と黄色のツートンカラーを復刻した「きになる電車」も運行されており、当面は2種類の復刻塗色車が走ることになる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る