【FIAドリフト】世界王座決定戦、ゴーチャが2連覇を達成!

FIA Intercontinental Drifting Cup 2019 Tsukuba Drift
FIA Intercontinental Drifting Cup 2019 Tsukuba Drift全 24 枚

世界で唯一FIA公認のドリフトの世界王座世界決定戦「FIA Intercontinental Drifting Cup 2019 Tsukuba Drift(通称:FIA IDC)」が、12月1日に筑波サーキットで決勝トーナメントを開催した。

【画像全24枚】

2018年大会の王者でゴーチャの愛称で親しまれている、ゲオルギィ・チフチャン(日産『シルビア』)が2連覇で優勝を収めた。2位には日本勢から藤野秀之(日産『180SX』)が入るが、決勝戦では無念のマシントラブルから藤野はスタートラインに行くことができず、ゴーチャの優勝が確定した。

しかし、実はゴーチャも決勝前にアクセルワイヤーのトラブルが発生。ルールで認められている、ホットピットでの5分間の緊急修理で対応して決勝戦へ臨んだ。藤野の走行不能により1台での走行となったゴーチャは、トラブルを抱えつつなんとか単走で審査区間を走り抜けたが、審査区間終了直後のダンロップコーナーでマシンがストップ。2台ともに、いかにギリギリの状態で戦っていたのかがわかる。

3位はベスト4の対戦で破れた2台で争われる。その結果、3位決定戦で松井有紀夫(マツダ『RX-7』)に勝利したアンドリュー・グレイ(トヨタ『マークII』)が表彰台へ。上位4台のベスト4の対戦では、どの組み合わせでもレベルの高い追走を見ることができた。

注目選手は、マッド・マイクことマイケル・ウィデット。約1200馬力を発生する、4ローターエンジンを搭載したマツダ『RX-7』をドライブする。2018年シーズンのフォーミュラD王者(日本シリーズ)でもあり、車の完成度も高く今大会での活躍が期待された。1回戦の先行でも危なげない走りをみせていたが、前後入替となる追走で前走車につまり痛恨のスピンアウト。

また、日本勢の注目選手は2017年大会の優勝者である川畑真人。すでにD1グランプリへ投入されているトヨタ『GRスープラ』だが、直6エンジンからV8エンジンへとスイッチして今大会に参戦。残念ながらマシンの熟成不足で、初戦敗退となった。優勝するためにはマシン性能と確かな実力が不可欠であるが、時に思いがけない展開になるのがドリフト競技の奥深さである。

FIA Intercontinental Drifting Cup 2019 Tsukuba Drift 決勝結果
1.ゲオルギィ・チフチャン(Russian Drift Series Team/ロシア)
2.藤野 秀之(Team TOYO TIRES DRIFT/日本)
3.アンドリュー・グレイ(Team Kazama with Powervehicle & Valino/イギリス)
4.松井有紀夫(RE雨宮 K&N RX-7/日本)
5.チャールズ・カキ・エン(T1 Racing With RYDANZ TIRES/中国)
6.フォン・ニンチー(Sailun Motorsports/中国)
7.シア・シャンハオ(Sailun Motorsports/中国)
8.チャナッポン・ケードピアム(PTT Performa RD-2 ACHILESS RADIAL)
9.横井昌志(D-MAX RAICING TEAM)
10.マイケル・ウィデット(RedBull/Mazda/TOYO Tires)

《後藤竜甫》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  2. フィアット『トポリーノ』、「スポーツ スペシャルエディション」欧州発表…1958年の伝説的モデルに着想
  3. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  4. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  5. 【BYD シーライオン6 AWD 新型試乗】「広い・速い・安い」この万能PHEVに弱点はないのか? 300kmを走り検証した
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  4. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る