カルマのPHV『レヴェーロ GT』に「S」、536馬力ツインモーター…ロサンゼルスモーターショー2019

カルマ・レヴェーロ GTS(ロサンゼルスモーターショー2019)
カルマ・レヴェーロ GTS(ロサンゼルスモーターショー2019)全 8 枚

カルマオートモーティブは、ロサンゼルスモーターショー2019において、『レヴェーロGTS』(Karma Automotive Revero GTS)を初公開した。

画像:カルマ・レヴェーロ GTS

カルマオートモーティブは、プラグインハイブリッド(PHV)の4ドアスポーツカー、『カルマ』を製造・販売していたフィスカーオートモーティブの破産後の資産を買収する形で、2014年に米国カリフォルニア州に設立された。現在、カルマ後継車の『レヴェーロGT』を生産・販売している。

0~96km/h加速は3.9秒

ロサンゼルスモーターショー2019で初公開されたレヴェーロGTSは、『カルマ・レヴェーロ』の大幅改良モデルとして、2019年春に発表されたレヴェーロGTの高性能モデルだ。

レヴェーロGTSのツインモーターは、最大出力536hpを発生する。最大トルクはレヴェーロGTの 76kgmから、レヴェーロGTSでは87.8kgmに引き上げられた。これは、11.8kgmの強化となる。この効果もあって、0~96km/h加速は3.9秒と、レヴェーロGTの4.5秒に対して0.6秒短縮した。最高速は、リミッターにより209km/hに制限される。

再設計されたブレーキキャリパーは、ローターへの抵抗を減らした。新しいサスペンションブッシュとバルブは、ダンピングとハンドリングを向上させている。カルマ・レヴェーロ GTSカルマ・レヴェーロ GTS

BMW製エンジンは発電専用

また、バッテリーはリチウムイオンで、1回の充電での航続はおよそ130kmだ。レヴェーロGTSには、BMWから供給を受けるエンジンを搭載する。BMWの3気筒ガソリンターボエンジンを、発電専用に使用する。バッテリー残量が少なくなると、発電専用のBMW製エンジンが始動し、航続は最大およそ580kmまで伸びる。新しいシングルスピードギアボックスは、ツインモーターとインバーターの間にレイアウトした。インバーターとモーターは、一体設計されている。

インテリアは、ディスプレイモニターなどにタッチセンサーコントロールを採用し、快適で人間工学に基づいたデザインとした。より高速なプロセッサを備えた新しい電気アーキテクチャが、ユーザーインターフェースを強化する。アクティブノイズキャンセルシステムも導入された。

ウッドトリムには、米国カリフォルニア州サンタモニカマウンテンの自然木を使用した。また、レザー内装は、コットランドの「ブリッジオブウィアー」製だ。ボディカラーやインテリア、シート、ステッチなど、豊富なカスタマイズが用意されている。

ローンチコントロール標準装備

ドライバーは、ステアリングホイールのパドルシフトを操作して、3つの走行モードを切り替えられる。「ステルスモード」はEVモードで、ゼロエミッション走行を実現する。「サステインモード」は、レンジエクステンダーの役割を果たすエンジンを積極的に始動し、バッテリーパックの電力を維持する。「スポーツモード」は、バッテリーの電力とエンジンを組み合わせて、走行性能を追求する。

レヴェーロGTSには、ローンチコントロールが標準装備された。ドライバーはスポーツモードを選択してから、ペダルに足を置く。ジェネレーターがレンジエクステンダーのエンジンを起動し、最大4000rpmでエンジンを回転させて、最大の電力を生み出す。デジタルメーターのカウントダウンに合わせて、ドライバーはブレーキを解除し、アクセルを踏み込めば、モーターとバッテリーがすべての電力をリアアクスルに送り込む。デジタルメーターの速度計はストップウォッチに変わり、0~96km/hの加速タイムが表示される。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
  2. マツダ『ロードスター』次期型は1000kg級の軽さ追求、BEVも視野に
  3. ダイハツ『ムーヴ』など3車種1万台にリコール… 内装材が燃焼基準に不適合
  4. カワサキ『メグロK3』2027年モデル、10月17日発売へ 価格は141万9000円
  5. 「しまむら行くしかねぇ」マツダコラボグッズ発売! 初代ロードスターやRX-7がアパレル&雑貨に、SNSでは「しまむらにはマツダマニアが…?」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. ENEOS、米化学品メーカーTPC買収へ…ブタジエン生産能力で世界3位に
  5. TSMC第二工場隣接地で半導体クラスター支援プロジェクト、熊本で「NEX.PT」始動…永井運送
ランキングをもっと見る