レイズ、新色のボルクレーシングG025の新色をスープラに! 静粛性を追求したVMFは打音で比較もOK…東京オートサロン2020

レイズ(東京オートサロン2020)
レイズ(東京オートサロン2020)全 24 枚

純日本製で世界のレースにも挑む自動車用ホイールメーカー、レイズ。東京オートサロン2020のブースは、最前面に4台のデモカーを並べて展示。「この4台のなかでもイチオシはボルクレーシングG025を履かせたトヨタ『スープラ』。初めて発表する新色」という。

レイズ(東京オートサロン2020)レイズ(東京オートサロン2020)2×5デザインのボルクレーシングG025は、鍛造1ピースホイールで安全規準 JWL+R スペック2 をクリアしたモデル。スポークは「まるで美しいハイヒールのよう」という5mm幅。最新の5軸加工機で、ウェイトレスホールをボルトホール横、スポーク付け根の2か所に置いているのも特長のひとつ。

「今回、デモカーを黒のスープラに選んだのは、このスープラが複雑な面構成でできているクルマだから、あえて黒を選び、そこにマッチするホイールを仕立てていった」と話すのは、レイズ ボルクレーシング企画開発部長でクリエイティブプロデューサーの山口浩司執行役員。

このスープラに履かせた新色のボルクレーシングG025については、「ダイヤモンドカットしてブルークリアを打ち込んでいるので、見る角度でブルーの輝きとブラックの陰影が変わってくる。そんな立体的な色の楽しみ方も含ませている。塗膜を均一にコントロールしているあたりも、実際に見て触れて確かめてみて」と話していた。

レイズ(東京オートサロン2020)レイズ(東京オートサロン2020)「G025が好評なのは、この細いスポークに遊び心がある抜け感。とくにG025のなかでも5穴112という、アウディやBMW、スープラなどに対応するサイズが5割を占めるほど人気。スープラのような巧みなデザインのボディをもつクルマに、ボルクレーシングをはじめとした純日本製のホイールを履かせると、まるで違うクルマのようにもみえてくる」(山口執行役員)

純正品と同等の静粛性を実現させたVMFシリーズ

レイズ(東京オートサロン2020)レイズ(東京オートサロン2020)いっぽう、レイズブースの奥へ進むと、2つの「VMF」ホイールが並べられてコンコンと音を叩けるデモコーナーが。鍛造ホイールで複雑なデザインや乗り心地を追求したVMF(VERSUS MODE FORGED)シリーズ「C-01」のプロトタイプと製品版の比較展示だ。

「このVMFシリーズは、デザイン性に加えて、NVH(騒音・振動・ハーシュネス)を追求しているモデル」と話すのは、レイズVERSUS企画開発課 小角祐貴課長。

「プロトタイプ版は今までのボルクレーシングと同じ作り方で製造している。製品版は、デザイン性やリムの形状を進化させることで、静粛性を高めた。それを叩いてみて音の響きかたを体験できるコーナーを作っています」

「静粛性をうたうレクサス『LS』の純正ホイールなどをよくみると、鍛造ホイールなのに重くてすごく静か。この静粛性は、リムの形状や厚みにこだわって実現させている。そこでVMFシリーズは、軽いうえに静粛性は純正と同等以上をめざして開発しました」(小角課長)

レイズ(東京オートサロン2020)レイズ(東京オートサロン2020)こうした追求で、VMF C-01 は従来モデル比で静粛性が8.3%向上。実際にテスト走行を重ねた結果、レクサス『LS500』Fスポーツの純正品と同等の静粛性を実現したという。

NVHを追求した VMF C-01 は、そのデザイン性とマッチングも確認できる。前述のレイズブース最前面に置いたデモカー4台のうち、黄色いマクラーレンに履かせたホイールが、まさに VMF C-01 だ。

《レスポンス編集部》

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