ホンダの2輪モータースポーツ参戦体制…東京オートサロン2020で発表

ホンダの2輪モータースポーツ(東京オートサロン2020)
ホンダの2輪モータースポーツ(東京オートサロン2020)全 8 枚

ホンダは東京オートサロン2020のプレスカンファレンスでモータースポーツ活動体制を発表した。2020年も二輪、四輪それぞれの最高峰レースをはじめ、様々なカテゴリーのレースへの参戦する。

2019年の2輪モータースポーツではFIMロードレース世界選手権、FIM モトクロス世界選手権、FIM トライアル世界選手権の最高峰クラスにおいてチャンピオンを獲得したホンダ。

今年も2年連続でロード、モトクロス、トライアルの3カテゴリー制覇を目指し、HRCのワークスチームで参戦する。また、2020年1月5日からサウジアラビアで開催中の、ダカールラリー2020にも、これまで同様HRCワークスチームで参戦。さらに今年はFIMスーパーバイク世界選手権にもワークス体制での参加が発表された。

FIMロードレース世界選手権 MotoGPクラスでは、2019年シーズンに4年連続6度目のチャンピオンを獲得した絶対王者、マルク・マルケスのチームメイトに、2019年Moto2クラスチャンピオンのアレックス・マルケスがRepsol Honda Teamに加入。LCR Hondaは昨年と同じラインナップとなっている。

今年から新たにHRCのワークスチーム「Team HRC」としてFIMスーパーバイク世界選手権に参戦するホンダ。ライダーはドゥカティから移籍したアルバロ・バウティスタとカワサキから移籍したレオン・ハスラムの2名体制。マシンは新型「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」をベースとしたマシンを投入。全日本選手権でもロードレース、モトクロス、トライアルの最高峰クラスに参戦。モトクロス、トライアルの連覇と、ロードレースでのタイトル奪還による、2017年以来となる全日本選手権三大タイトル制覇に挑む。

今シーズンもMotoGPのMoto2・Moto3クラスに参戦する「Honda Team Asia」へのサポート、そしてFIM CEVレプソルMoto3ジュニア世界選手権のサポートも継続。

<2020年 MotoGP参戦ライダー>
#93 マルク・マルケス(Repsol Honda Team)
#73 アレックス・マルケス(Repsol Honda Team)
#30 中上貴晶( LCR Honda IDEMITSU)
#35 カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)

<2020年 SBK参戦ライダー>
#19 アルバロ・バウティスタ(Team HRC)
#91 レオン・ハスラム(Team HRC)
#TBA 高橋巧(MIE Racing Althea Honda Team)
#TBA TBA(MIE Racing Althea Honda Team)

<2020年 EWC参戦ライダー>
#5 ジョシュ・フック(F.C.C TSR Honda France)/ フレディ・フォレイ(F.C.C TSR Honda France)/ マイク・ディ・メリオ(F.C.C TSR Honda France)

《河村大志》

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