メルセデスベンツ Vクラス 改良新型、キャンピングカーに最新モデル…欧州発表

方言も理解する音声アシスト「MBUX」搭載

キャンピングカーの室内装備をスマホで操作可能

改良新型Vクラスに準じて内外装を変更

最新ディーゼルターボ+9速AT

メルセデスベンツ Vクラス 改良新型の「マルコポーロ」
メルセデスベンツ Vクラス 改良新型の「マルコポーロ」全 16 枚

メルセデスベンツは、ドイツで開催中の「2020 キャラバン、モーター&ツーリズム展」において、改良新型『Vクラス』(Mercedes-Benz V-Class)ベースのキャンピングカー、「マルコポーロ」の最新モデルを初公開した。

画像:メルセデスベンツ Vクラス 改良新型の「マルコポーロ」

Vクラスのキャンピングカーは、日本市場にも「V220dマルコポーロ・ホライゾン」を2018年2月に導入済みだ。ポップアップルーフを備え、車中泊を楽しめる仕様とした。

方言も理解する音声アシスト「MBUX」搭載

マルコポーロの最新モデルには、MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・インターフェイス)が搭載される。直感的な操作コンセプトと、音声制御システムが特長だ。MBUXは、インフォテインメントや車両操作に関して、乗員の言葉による指示のほぼすべてを理解する。学習機能もあり、ドライバーと他の乗員を識別し、方言も理解する。

音声制御システムは、ステアリングホイールのボタンに触れるか、「ハイ、メルセデス」と発声することで起動する。高解像度の7インチまたは10.25インチタッチスクリーンディスプレイとセンターコンソールのタッチパッドは、VクラスのマルコポーロのMBUXの操作をサポートする。

MBUXには、予測機能が備わっており、システムはドライバーの次の行動を予測できる。たとえば、帰宅途中にドライバーが自宅に頻繁に電話をかけていれば、MBUXがディスプレイに電話番号を表示する。すべてのインフォテインメントや車両設定は、最大8つの個別のプロファイルに保存することも可能だ。メルセデスベンツ Vクラス 改良新型の「マルコポーロ」メルセデスベンツ Vクラス 改良新型の「マルコポーロ」

キャンピングカーの室内装備をスマホで操作可能

また、マルコポーロの最新モデルには、「MBAC」も採用される。MBACは、「メルセデス・ベンツ・アドバンスド・コントロール」の略だ。MBACを利用すると、マルコポーロの室内の装備を、スマートフォンを使って操作することが可能になる。

例えば、水タンクの残量のチェック、補助バッテリーの充電レベルの確認、冷蔵庫の温度の確認と設定、ヒーターの確認と設定、電動ポップアップルーフとサンルーフの開閉、サウンドシステムの制御、照明の制御などが、スマホ操作で行える。

各機能の制御と設定は、Bluetoothベースのスマートフォンアプリで行う。車載のMBUXタッチスクリーン、コックピットのタッチパッドでも操作できる。

改良新型Vクラスに準じて内外装を変更

マルコポーロの最新モデルでは、改良新型Vクラス同様、エクステリアがフロントマスクを中心に変更された。開口部を大きく取った新デザインのフロントバンパーを装着する。ヘッドライトは、最新のLED仕様になった。「AMGライン」バージョンでは、フロントグリルがダイヤモンドパターンとなる。テールランプにも最新のLEDテクノロジーを組み込んだ。4種類用意されるホイールのデザインも変更している。

インテリアは、ダッシュボードの丸い空調ダクトを、他のメルセデスベンツ車と同じタービンデザインに変更した。スイッチ類も変更を受けている。シートの素材も見直しており、ブラックやシルクベージュのルガーノレザー、ナッパレザーを使用した合計6種類のインテリアトリムが用意される。トリムパネルは仕様によって、ピアノラッカー、エボニーウッド、カーボンファイバー、ブラッシュドアルミとなる。メルセデスベンツ Vクラス 改良新型の「マルコポーロ」メルセデスベンツ Vクラス 改良新型の「マルコポーロ」

最新ディーゼルターボ+9速AT

欧州仕様には、新開発の「OM654」型ディーゼルエンジンを搭載する。直噴2.0リットル(排気量1951cc)直列4気筒ディーゼルターボエンジンは、高出力バージョンを積む。最大出力は239hp、最大トルクは51kgmを発生する。「オーバートルク」モードでは、最大トルクが54kgmに引き上げられる。

トランスミッションは、従来の7速から進化した9速AT「9G-トロニック」を組み合わせる。環境性能は最も優れる仕様で、複合モード燃費が16.4km/リットル、CO2排出量が160g/km。排出ガス性能は、ユーロ6を満たしている。

《森脇稔》

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