冬こそ楽しみたいキャンピングカー、半数以上が利用に積極的…日本RV協会調べ

キャンピングカー(イメージ)
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日本RV協会は、キャンピングカーの所有者および興味を持っている人を対象に、「冬を楽しむキャンピングカーの魅力」と題したアンケートを実施。その結果を発表した。

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冬になると、一般的には外出を避ける人が増えるが、キャンピングカーのユーザーは、冬だからこそアクティブに活動しているようにも感じる。そこで冬のキャンピングカー利用について聞いてみたところ、「季節にかかわらず使っている」との回答は39.0%。それに対し、「冬だからこそ積極的に利用したい」という人は50.4%と半数以上となった。その目的については、上位から「旅行」(51.5%)、「キャンプ」(24.7%)、「アクティビティ(スキーなど)」(14.7%)。旅行が半数を占めた。

冬にキャンピングカーを使う上で気になることについては、目的地周辺の「環境」や雪道の「運転」がそれぞれ28.3%、26.1%。不安を感じるのはクルマに対してではなく、自然環境やドライビングテクニックなど、クルマ以外であるようだ。また、「寒さ」について不安を感じている人も24.7%と多い。効率的な対策として、何を思い浮かべるかを聞いてみたところ、やはり「ヒーターなどの設備」が42.1%でトップ。「断熱構造」という回答も28.4%と多く、寒さ対策として効果を発揮してくれると認識している人が多いようだ。

さらに、キャンピングカーに限らずとも、クルマでの旅でも役に立つ寒さ対策について、いくつかポイントを絞って聞いてみた。窓の冷気を防ぐためのアイテムについては、上位から「シェード」(38.4%)、「アクリル二重窓」(32.1%)、「カーテン」(24.3%)という回答を得た。就寝時の寒さ対策については、「電気毛布」(20.5%)を抑えて、「家庭用羽毛布団」(32.4%)がトップ。寝心地と暖かさを優先して、家庭用の布団を使っている人も多いようだ。

最後にクルマの中でどのような服装で過ごしているのかを聞いたところ、「自宅と変わらない室内着」が63.6%と圧倒的多数。キャンピングカーの快適な環境が整っていることがよく分かる結果となった。キャンピングカーがあることで、自宅のリビングを持ち出しているような感覚を味わうことができる。アウトドアを意識することなく生活できる環境を得られることで、キャンピングカーは多種多様なユーザーに幅広く支持されているようだ。

《纐纈敏也@DAYS》

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