レース活動60年目のスズキ、「GSX-RR」のカラーリングを一新…MotoGP

ジョアン・ミル(左)とアレックス・リンス
ジョアン・ミル(左)とアレックス・リンス全 4 枚

スズキは2月7日、MotoGPに参戦する「チームスズキエクスター」の2020年シーズン新色となる参戦マシンを発表した。

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スズキのレース活動は、1960年のマン島TT参戦からスタートした。2年後、エルンスト・デグナーによるGP初勝利、そして50ccクラスでの初のワールドチャンピオン獲得。スズキは、合計15度の世界タイトルを含む、長い成功の歴史を築いてきた。昨年のMotoGPでは、第3戦のアメリカズGP、第12戦のイギリスGPでアレックス・リンス選手が優勝し、2015年MotoGP参戦から大きな躍進を果たした。

2020年、スズキのレース活動は60年目を迎え、チームスズキエクスターでは、この節目となる年に参戦マシン「GSX-RR」のカラーリングを一新。ブルーにスレートシルバーを組み合わせた美しい配色は、スズキの60年代の輝かしいレースでの歴史を想起させるイメージとした。

このGSX-RRを駆るのは若き2人のスペイン人ライダー。アレックス・リンス選手は、2019年の年間ランキング4位、そして2度の勝利を含む、11度のトップ5フィニッシュを果たした。今シーズンは、さらなるリザルトの獲得、トロフィーをその手に掴むことを目指す。ジョアン・ミル選手はルーキーイヤーとなった2019年、10度のトップ10フィニッシュ、オーストラリアGPでのベストリザルト5位を獲得。今シーズンは、さらなる高みを目指す。

チームスズキエクスターは、昨年の成績を上回るだけでなく、表彰台を常に狙えるマシンの開発をさらに強化していくとともに、商品へのフィードバックを行うことで、より魅力的な商品の開発を進め、ブランドイメージの向上を図る。

《纐纈敏也@DAYS》

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