FCA世界販売、日本のジープは16.8%増 2019年

ジープ・ラングラー(米国仕様)
ジープ・ラングラー(米国仕様)全 3 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は、2019年の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は441万8000台。前年比は9%減とマイナスに転じた。

画像:FCAの主力車

市場別実績は、北米が240万1000台にとどまった、前年比は9%減と後退した。米国市場では、ジープブランドの新型ピックアップトラックの『グラディエーター』、ラムブランドの主力ピックアップトラックのラム『1500』が販売を伸ばした。

南米は57万7000台を出荷し、前年比は横ばい。ブラジルでの新車販売は好調だったが、アルゼンチンなどの市場が落ち込んだ。

アジア太平洋地域は、14万9000台を出荷した。前年比は29%減と、2桁の落ち込みが続く。中国市場での販売が落ち込んだ。そんな中、ジープ『ラングラー』の販売が好調だった。

また、ジープブランドの2019年の日本における新車販売台数は、1万3354台。前年比は16.8%増と、2桁増を達成している。

欧州および中東、アフリカは2019年、127万2000台を出荷した。前年比は8%減と、2年連続のマイナスとなっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る