北海道新幹線で鮮魚輸送と貨客混載…新たな取組み

旅客以外の活用が取り組まれる北海道新幹線。
旅客以外の活用が取り組まれる北海道新幹線。全 3 枚

新青森駅(青森県青森市)と新函館北斗駅(北海道北斗市)を結ぶ北海道新幹線で、新たな輸送の取組みが始まろうとしている。

【画像全3枚】

ひとつは北海道の噴火湾で早朝に獲れたボタンエビなどの鮮魚や、北海道キヨスク「駅弁の函館みかど弁当工場」が開発するオリジナル弁当を東京駅へ輸送する取組みで、新幹線を利用する鮮魚などの輸送は、東北・上越・北陸の各新幹線に続くものとなる。

この輸送は、3月9・10日に東京駅前のKITTE丸の内地下1階「東京シティアイ」で行なわれる販売イベントや、3月9日から東京駅構内の一部飲食店で始まるレストランフェアに合わせて実施される(レストランフェアでの輸送鮮魚提供は3月9・10日のみ)。

もうひとつは、佐川急便とJR北海道が協働して行なう貨客混載輸送で、2月13日に発表された「北海道新幹線を使った貨客混載輸送の検討状況について」によると、客室内に宅配便荷物を収納した専用ボックスを積載することが検討されている。

フェリーを利用した現行の輸送では配達が翌日午後からになるが、新幹線を利用することで午前からの配達が可能になるという。

佐川急便では「北海道・本州間の輸送ネットワークの効率化による配送品質の向上を図り、これまでより短いリードタイムでの輸送を可能にする新しいサービス展開の実現」を目指しているとしており、JR北海道としても新幹線を有効活用できるとして、取組みの検討が進んでおり、3月には実車での検証を行なう予定となっている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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