ボッシュ、オープンIoTプラットフォーム出展へ…コネクテッドワールド2020

ボッシュのオープンIoTプラットフォーム「Bosch IoT Suite」のイメージ
ボッシュのオープンIoTプラットフォーム「Bosch IoT Suite」のイメージ全 2 枚

ボッシュ(Bosch)は2月17日、ドイツで2月19日(日本時間2月19日夜)に開幕する「コネクテッドワールド2020」に、「Bosch IoT Suite」を出展すると発表した。

Bosch IoT Suiteは、オープンIoTプラットフォームだ。ウェブ接続が可能なモノを認識し、データを組織化して交換できるようにする。これによりさまざまなサービスやビジネスモデルの実現が可能になる。さらに、ビックデータも分析・処理して、管理することができる。Bosch IoT Suiteは、ネットワーク化された世界の頭脳に相当し、インターネットに接続したデバイス、ユーザーや企業が必要とするあらゆる機能を提供できるという。

Bosch IoT Suiteは、複数の自動車メーカーが導入している。例えば、メルセデスベンツを擁するダイムラーは、車載ソフトウェアの無線アップデートに、Bosch IoT Suiteを利用している。

およそ400万人のダイムラーのユーザーが、携帯電話ネットワークを介して便利かつ安全に、新しいバージョンの車載ソフトウェア(インフォテインメントシステムの更新など)を受信できる。ソフトウェアの更新のために、ディーラーに行く必要はない。Bosch IoT Suiteは、ワイヤレスアップデートの受信側の車両の通信ハブの役割を果たす。

ボッシュのオープンIoTプラットフォーム「Bosch IoT Suite」のイメージボッシュのオープンIoTプラットフォーム「Bosch IoT Suite」のイメージ

ボッシュは、Bosch IoT Suiteはすでに1000万を超えるセンサーやデバイスなどを、ユーザーやエンタープライズシステムに接続している、としている。

《森脇稔》

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