ジョルダンは、3月から事業者向けマルチモーダル経路検索プラットフォーム「JRD-COMPASS」の提供を開始すると発表した。
ジョルダンがコンシューマ向けに提供しているマルチモーダル経路検索を、今回法人事業者向けのサービスとして提供する。JRD-COMPASSは、交通事業者などが提供するサービスや、MaaS(モビリティ・アズ・サービス・ア・サービス)の実証実験などで培ったノウハウを融合し、日本におけるMaaSを加速させることが目的。
タクシー、レンタカー、シェアサイクル、徒歩との連携、自動運転、オンデマンド交通に加えてモバイルチケットなど人の移動にかかわるサービスを乗換案内で提供してきた実績・ノウハウを生かして新たにマルチモーダル経路検索プラットフォームを構築した。
日本語+13か国語でのマルチモーダル経路検索が可能となり、交通事業者などが保有するさまざまなデータや、アセットを連携させることが可能となる。また、ジョルダン「乗換案内」や、モバイルチケットなど実績のあるコンシューマ向けのサービスとの相乗効果が強み。今後、地図と連携したウェブサービスや提供中の経費精算システムとも連携していく予定。