ポルシェジャパンは3月23日、『マカン』シリーズ4車種について、燃料漏れのおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『マカン』『マカンGTS』『マカンS』『マカンターボ』の4車種で、2014年9月29日から2018年4月26日に輸入された8912台。
対象車両は、燃料ポンプサービスホールカバーと燃料ポンプフィルターフランジ間の公差設計が不適切なため、リヤシートに荷重がかかった際にカバーが燃料ポンプの吐出パイプに干渉することがある。そのため、パイプに亀裂が生じ燃料が漏れるおそれがある。
改善措置として、全車両、燃料ポンプサービスホールカバー干渉部を加工する、もしくは対策品に交換する。燃料ポンプ吐出パイプを点検し、亀裂が生じている場合は新品に交換する。
改善箇所不具合は1件発生、事故は起きていない。市場不具合および本国メーカーからの情報によりリコールを届け出た。