コロナ禍で「お先真っ暗」を売る…利用者が昨年の2割、苦境に立たされる銚子電鉄

圓福寺飯沼観音の住職にご祈祷頂いたという厄除マスクを「サバイバルマスク」として発売している銚子電鉄。何度でも洗って使える布マスクとなっている。
圓福寺飯沼観音の住職にご祈祷頂いたという厄除マスクを「サバイバルマスク」として発売している銚子電鉄。何度でも洗って使える布マスクとなっている。全 2 枚

千葉県銚子市の銚子駅と外川(とかわ)駅を結ぶ銚子電気鉄道(銚子電鉄)が、新型コロナ禍や緊急事態宣言の発出により、かつてない経営危機に立たされている。

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同社のフェイスブックによると、4月18日に調査した仲ノ町駅の乗降数は、上下合わせて60人。4月11日から減便を行なっているものの、その必要がないほど利用者が減少しており、昨年同時期の2割程度に留まっているという。

もともと銚子電鉄は旅客の大半を観光客に頼っており、「ぬれ煎餅」や「まずい棒」の菓子販売などの副業で増収を図ってきたが、それらの売上も観光客の減少で頭打ちで、このままの状態で推移すると会社が立ち行かなくなると危機感を強めている。

すでに、観音駅や外川駅といった有人駅の窓口業務中止、日本政策金融公庫への融資申請などを行なっているが、このような苦境でも、同社独自のユニークな商品販売は健在で、4月20日からはメガネの上に掛けられるオーバーサングラスなどが入った「お先真っ暗セット」(税込6000円)を発売。現在の苦境を逆手に取ったようなネーミングで危機を打開しようとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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