ランドローバー ディスカバリースポーツ に初のPHV、EVモードは最大62km…欧州発表

燃費は62.5km/リットル

バッテリー容量の80%を30分で充電可能

「HYBRID」「EV」「SAVE」の3モード

ランドローバー・ディスカバリー・スポーツのPHV
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ランドローバーは、欧州向けの『ディスカバリースポーツ』(Land Rover Discovery Sport)に、新開発のプラグインハイブリッド(PHV)システム搭載車を設定すると発表した。

燃費は62.5km/リットル

ディスカバリースポーツ初のPHVは、「P300e PHEV」グレードを名乗る。PHVシステムのエンジンは、1.5リットル直列3気筒ガソリン「インジニウム」ユニットが、最大出力200psを発生し、前輪を駆動する。最大出力109psの電気モーターは、リアアクスルに組み込まれ、後輪を駆動する。PHVシステム全体では309psのパワーと55.1kgmのトルクを獲得し、0~100km/h加速6.6秒の性能を発揮する。

後席の下には、蓄電容量15kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。バッテリーは84個のセルで構成されており、各12個の50Ahモジュール7個に分けられている。EVモードでは、最大62kmをゼロエミッション走行することが可能だ。この効果もあって、燃費62.5km/リットル、CO2排出量36g/km(WLTP計測モード)の優れた環境性能を可能にしている。また、EVモードの最高速は、135km/hとした。

「ベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BISG)」を搭載する。一定の速度を下回るとエンジンを停止させて、減速エネルギーを蓄電し、そのエネルギーを動力として活用する。ランドローバー・ディスカバリー・スポーツのPHVランドローバー・ディスカバリー・スポーツのPHV

バッテリー容量の80%を30分で充電可能

トランスミッションは8速ATだ。3気筒エンジンの出力とトルクに合わせて、「エレクトリック・リア・アクスル・ドライブ(ERAD)」とスムーズに連携するように設計された。この8速ATは、他のモデルに搭載されている9速ATよりも5kg軽量。ランドローバーによると、洗練されたシフトフィールを実現しているという。

P300e PHEVグレードには、「モード2」と呼ばれる家庭用充電ケーブルが用意されている。これにより、6時間42分で、車両を完全に充電できる。ランドローバーによると、夜間の充電に最適という。さらに高速な充電のために、「モード3」充電ケーブルが使用可能だ。出力7kW のAC家庭用充電ボックスや、AC公共充電ステーションに接続できる。これにより、1時間24分でバッテリーの80%の容量を充電できる。さらに、出力32kWのDC急速充電では、バッテリー容量の80%を、30分で充電することが可能だ。

新開発のブレーキバイワイヤシステムは、回生ブレーキと通常のブレーキを連携させて、正確なペダルフィールを追求する。このシステムでは、回生ブレーキによって最大0.2gの減速を可能にした。車両の減速エネルギーを使用してバッテリーを充電することにより、エネルギー効率を最大化している。ランドローバー・ディスカバリー・スポーツのPHVランドローバー・ディスカバリー・スポーツのPHV

「HYBRID」「EV」「SAVE」の3モード

P300e PHEVグレードのドライバーは、3種類の運転モードから選択できる。HYBRIDモード、EVモード、SAVEモードが用意されている。

HYBRIDモードは、通常の運転モードだ。電気モーターとガソリンエンジンのパワーを、走行条件とバッテリーの残量に応じて、最適に調整する。ナビゲーションシステムに目的地を入力すると、予測エネルギー最適化機能により、最適な走行ルートを提示してくれる。

EVモードは、バッテリーに蓄えられた電力を使用して、電気モーターだけで車両を走行させる。静かなゼロエミッション走行を可能にする。 SAVEモードは、エンジン主体で走行し、バッテリーの充電状態を選択したレベルに維持する。

離れた場所から車の情報を確認・操作できる「リモート」を標準装備し、スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できる「InControlアプリ」、最大8つのデバイスに接続可能な4Gの「Wi-Fiホットスポット」、高画質の2D/3Dマップを表示して快適な移動をアシストする「ナビゲーションプロ」のほか、グーグルの「Android Auto」やAppleの 「CarPlay」にも対応している。

InControlアプリを利用すると、自宅や外出先から車両の充電状態を確認したり、充電タイマーを設定して、オフピークの電力料金で充電したりすることができる。また、走行前に、室内の空調の温度を最適に調整しておくこともできる。

ペットのリアルを伝えるメディア『REANIMAL』

《森脇稔》

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