FCAフィアット・クライスラー、赤字転落 2020年第1四半期決算

FCAのイタリア、トリノ本社
FCAのイタリア、トリノ本社全 3 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は5月5日、2020年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、第1四半期の売上高は205億6700万ユーロ(約2兆3600億円)。前年同期の244億8100万ユーロに対して、16%のマイナスだった。

一方、第1四半期の最終損益は、16億9400万ユーロ(約1945億円)の赤字。前年同期の5億0800万ユーロの黒字から、赤字に転じている。

赤字決算となったのは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による部分が大きい。グローバル規模での工場の一時的な生産停止と、世界的な新車需要の低迷の影響を受けた。

FCAのマイク・マンリーCEOは、「前例のない逆境において、FCAの最優先事項は従業員とコミュニティの健康と安全だ。新型コロナウイルスは業務に大きな影響を与えており、今も続いている」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る