GM世界販売22%減、日本のキャデラックは25%増 2020年第1四半期

キャデラック XT5
キャデラック XT5全 4 枚

GM(General Motors)は5月6日、2020年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は145万6681台。前年同期比は22.4%減だった。

画像:キャデラックの主力車

市場別の第1四半期の販売実績では、地元の北米が中国を上回り、最量販市場に。ただし、第1四半期の北米販売は、71万9122台にとどまった。前年同期比は7.2%減と落ち込む。

また、中国の第1四半期実績は、46万1716台にとどまった。前年同期比は43.3%減と、前年実績を下回った。

欧州は、前年同期比84.0%減の133台。GMは、オペル/ボクスホール(ヴォクソール)をPSAグループに売却した後、段階的に欧州事業を縮小している。その他の世界市場では第1四半期、前年比8.1%増の14万3525台を売り上げている。

ブランド別では、シボレーが前年同期比10.4%減の81万5407台。ビュイックも、40.6%減の16万7048台と、落ち込む。高級車ブランドのキャデラックは、前年同期比28.6%減の6万0875台。そんな中、日本は160台を売り上げた。前年同期比は25%増と2桁増を達成している。

GMの2019年の世界新車販売台数は771万7930台。前年比は8%減と、3年連続で前年実績を下回った。

《森脇稔》

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