猫を家から出したら帰ってこない…外に潜むリスク[リアニマル]

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皆さんと愛猫さんの出会いはどこでしたか? ペットショップを始め、友人から譲り受けた方や保護センターから引き取った方、はたまた子供が拾ってきた! なんて方もいるかもしれません。時にクールで、時に甘えん坊で、すっかり飼い主を虜にする猫さん達ですが、そんな猫さんが物憂げに外を見つめているシーンを目撃したことはありませんか?

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もしくは窓をカリカリ、玄関でニャオニャオ。外に出たいのかな? と思いますよね。では実際に愛猫を外に出したらどうなるのでしょうか? 本人が楽しいなら少しくらい出してあげようかと考える方もいらっしゃるかと思いますので、今回は愛猫を外に出すリスクについてお話します。

帰ってこられないことも多々ある

猫には本来帰巣本能があります。そのためマーキングした自身の縄張りを巡回し、気が済めば自然に帰ってきます。ですがこれは元々外猫でマーキングや外猫としての習慣が備わっている子、または外に出慣れている子のお話です。

成猫になるまで外の世界を知らずいきなり飛び出してしまった子の場合、様々な臭いや音など多くの情報に混乱し自宅の場所がわからなくなってしまうこともあるでしょう。また縄張りの範囲は性別や避妊去勢の有無でも異なります。中には1日で数キロ移動するケースもあるため迷子になった愛猫を探し出すのは至難の業と言えるでしょう。

交通事故のリスク

外の世界の物音などに慣れている野良猫さんと違い安全な家庭内で育った猫さん達は車やバイクの音に驚いてしまいます。驚きのあまり勢いよく走り出しそのまま車道に飛び出してしまうケースも。猫の交通事故は非常に多く骨盤骨折や内臓破裂、もちろん命を落としてしまう子もいます。現場に駆け付けることができればまだいいですが気が付くことができず手遅れになってしまうこともあります

万が一脱走してしまった場合には近隣の動物病院に事前に連絡をいれておくなどすると保護されたときに速やかに連絡をもらうことができますよ。

感染症のリスク大

外の世界に出る最大のリスクが感染症です。外猫さんの平均寿命をご存知でしょうか? 家猫の寿命が15年ほどと言われているのに対し外猫の寿命はたったの3~5年と言われています。その短命の要因の多くが感染症です。外猫の多くはノミやダニ、お腹の寄生虫や猫エイズ、猫白血病など多くの感染症を持っています。これらは外猫の宿命といっても過言ではなくそれだけ厳しい環境下で生活している証拠です。これらの感染症の多くが経口感染します。

愛猫が外に出た際外猫さんと何らかの形で接触する、外猫さんの排泄物に接触していた、などの場合愛猫も感染症をもらってしまうリスクがあります。また避妊去勢が済んでいない場合は交配してしまい妊娠することも。外に出さないことがベストですが万が一の備えとしてノミマダニの予防薬の塗布や混合ワクチンの接種など出来うる予防は完ぺきにしておくことをお勧めします。

どうしても出たがる時は…

どうしても外に出たがる時は犬と同じようにお散歩させるスタイルがおすすめです。猫用のハーネスがありますのでまずは自宅内で装着しハーネスに慣らしましょう。ハーネスに慣れたらリードをつけタオルでくるみ、まずは抱っこで外に出してみてください。お外の音やにおいに慣らしてあげる目的です。その際も万が一逃げ出してしまうことを考えリードはしっかりと手に握っていてください。それにも慣れてきたら実際に歩かせてあげましょう。一度お外の世界を知るとますます外に出たがるようになりますので勝手に出てしまわないよう在宅時は戸締りに注意してくださいね。

また脱走や迷子になったときのためにマイクロチップをいれておくという方法もあります。保護された場合、保健所や警察、動物病院などではまずマイクロチップの有無を確認します。そこで識別番号が確認できれば速やかに飼い主の元へ連絡がいきます。災害時などにも役立ちますし挿入はすぐに終わりますのでご検討ください。

実は筆者は幼少期に飼っていた猫さんが脱走してしまいそのまま行方不明になってしまった悲しい経験があります。自宅内で何かに驚いた愛猫がたまたまその瞬間にあいた玄関の隙間から飛び出ていってしまったのです。外に出たことなどなかったのでパニックになり戻れなくなってしまったのだと思います。長いこと探しましたが戻ってくることはありませんでした。愛猫の人生に責任を持つのであればお外に出てしまわないよう注意してあげてくださいね。

猫を家から出したら帰ってこない…外に潜むリスクとは?

《吉田つぐみ》

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