MINI クロスオーバー に改良新型、欧州発表…表情変化

新デザインのグリルやヘッドライトを採用

インテリアはカラーバリエーションが拡大

ガソリンとディーゼルの両エンジンを改良

MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)改良新型
MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)改良新型全 26 枚

MINIは5月27日、改良新型MINI『カントリーマン』(日本名:MINI『クロスオーバー』)を欧州で発表した。

【写真】MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)改良新型(全26枚)

新デザインのグリルやヘッドライトを採用

改良新型は、エクステリアを変更する。フロント部分のデザインは、きめ細かく手を加えた。新しい構造のバンパーカバーはボディ同色に変更。デザインを一新したグリルは、六角形の輪郭を持ち、細身の一体型クロームフレームで囲まれている。一部グレードでは、バンパー下部のエアインテークが3本の水平ストラットで分割された。「クーパー」系グレードでは、六角形パターンのグリルに赤色の「S」の文字があしらわれ、クロームのストラットが1つ配されている。

改良新型は、LEDヘッドライトを標準装備する。やや非対称な丸みを帯びたヘッドライトの輪郭が、連続する光の帯によって強調されており、デイタイムランニングライトとウインカーの両方の機能を備えている。LEDヘッドライトに組み込まれたターニングライト機能は、方向転換時に道路の側面を集中的に照らすことができる。LEDフォグライトも標準装備されており、各フォグライトの上半分にある細身のライトは、パーキングライトとして機能する。

リアは、バンパーのデザインを変更した。クロームフレームを備えたアップライトなテールライトを採用する。すべての照明機能に高品質なLEDテクノロジーを標準装備し、光源の配置を英国国旗の「ユニオンジャック」のパターンに揃えた。印象的な線で描かれる英国国旗のモチーフは、昼間だけでなく夜間においても特長的で独特の外観デザインをもたらすという。MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)改良新型MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)改良新型

インテリアはカラーバリエーションが拡大

インテリアは、多彩な走行特性と多用途性を追求している。後席には、3人分のフルサイズシートが装備されている。後席は40:20:40の3分割の可倒式で、シートをたたむと、ラゲッジ容量を450リットルから最大1390リットルに拡大することができる。

新しいオプションの追加やモデルラインアップのさらなる充実により、顧客ひとりひとりのスタイルに合わせて、インテリアを個別に選ぶカスタマイズの選択肢が増えた。シートカバーのオプションに、新しいレザー仕様のチェスター・インディゴ・ブルーとチェスター・モルト・ブラウンが追加された。ダッシュボード下部やドアトリムのカラーラインは、これまで単一のオプションとして用意されてきた。改良新型では、関連するカラースキームに合わせてデザインされたレザートリムの一部として、統合されている。MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)改良新型MINI カントリーマン(MINI クロスオーバー)改良新型

ガソリンとディーゼルの両エンジンを改良

改良新型では、ガソリンエンジンに微粒子フィルターを、ディーゼルエンジンに「AdBlue」噴射機能付きSCRを採用するなどして、CO2性能を引き上げた。これにより、全モデルが欧州の排出ガス基準の「Euro 6d」をクリアしている。

MINIの「ツインパワー・ターボ・テクノロジー」は、3気筒と4気筒のガソリンエンジンに採用されており、ターボチャージャーとエキゾーストマニホールドが、シリンダーヘッドと一体設計されている。これにより、とくに排出ガスやターボ過給システムの冷却効果を大幅に向上させているという。また、新たにスプリット・クーリング・バルブを採用したことで、部分負荷域で加速要求がない場合には、クランクケースの冷却を低減できる。さらに、ガソリン・ダイレクト・インジェクションでは、最高噴射圧力が200barから350barに引き上げられている。

ディーゼルエンジンには、効率を最適化した新しいスターターオルタネーターを採用した。3気筒と4気筒のディーゼルエンジンのMINIツインパワー・ターボ・テクノロジーは、排気ガス再循環(EGR)とコモンレール式ダイレクトインジェクションを備えたターボ過給システムで構成される。

これまで最もパワフルなディーゼルエンジンにのみ採用されていた2ステージターボ過給システムが、一部のグレードにも拡大展開された。そのインジェクターは最大2500barの圧力で燃焼室に燃料を供給できるようになり、エンジンのレスポンスを向上させているという。

「ALL4」と呼ばれる4WDシステムは、4つのモデルバリエーションにオプションで用意されている。このシステムは、迅速かつ正確な電子制御により、あらゆる路面状況や気象状況において、必要に応じて前輪と後輪間の駆動力を配分する。

トランスミッションは、多くのグレードに8速「ステップトロニック」が標準搭載される。6速MTが標準となるグレードには、ダブルクラッチ付きの7速ステップトロニックがオプションで設定されている。

《森脇稔》

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