BMW 2シリーズ グランクーペ、2種類の新ディーゼル搭載 7月から欧州で

メルセデスベンツCLAと競合する小型の4ドアクーペ

高出力版は最大出力190hpで最大トルク40.8kgm

新型1シリーズと前輪駆動アーキテクチャを共有

BMW 2シリーズ・グランクーペ
BMW 2シリーズ・グランクーペ全 20 枚

BMWは7月から、欧州向けの『2シリーズグランクーペ』(BMW 2 Series Gran Coupe)に2種類の新ディーゼルエンジンを搭載すると発表した。

【写真】BMW 2シリーズ・グランクーペ(全20枚)

メルセデスベンツCLAと競合する小型の4ドアクーペ

「グランクーペ」は、BMWの4ドアクーペに冠される名称だ。現行BMWのラインナップでは、『4シリーズ』、『6シリーズ』、『8シリーズ』にグランクーペを設定する。BMWは『2シリーズ』に、4ドアクーペのグランクーペを拡大展開した。メルセデスベンツ『CLA』と競合する小型の4ドアクーペとなる。

2シリーズグランクーペは、スポーティかつエレガントな4ドアクーペだ。BMWによると、4シリーズと6シリーズで成功している4ドアクーペのコンセプトを、プレミアムコンパクトセグメントに導入し、ダイナミックなカリスマ性と表現力豊かなデザインを、日常の使い勝手と両立させているという。

高出力版は最大出力190hpで最大トルク40.8kgm

この2シリーズグランクーペの欧州仕様車に、7月から2種類の新エンジンが搭載される。ひとつは、「218d」グレードに搭載される直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルだ。BMWの最新の「ツインパワーターボテクノロジー」には、2ステージターボチャージャーシステムと、ソレノイドバルブインジェクターを備えたコモンレール直噴システムが採用されている。BMW 2シリーズ・グランクーペBMW 2シリーズ・グランクーペ

この新しいエンジンは、最大出力150hp/4000rpmを発生する。最大トルクは35.7kgmで、1750~2500rpmの低回転域で引き出される。0~100km/h加速は6速MTが8.6秒、オプションの8速「ステップトロニック」は8.5秒だ。

もうひとつは、「220d xDrive」グレードに搭載される直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルだ。この直噴2.0リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンは、高出力版となっており、最大出力190hp、最大トルク40.8kgmを獲得する。インテリジェントな4WDと8速ステップトロニックを組み合わせて、0~100km/h加速7.3秒の性能を発揮する。

220d xDriveの環境性能は、欧州複合モード燃費が22.2km/リットル、CO2排出量が119g/km。どちらのエンジンも、AdBlueインジェクションを備えたSCR触媒コンバーターを含む最新の排気ガス技術を採用しており、Euro 6d排ガス基準を満たしている。BMW 2シリーズ・グランクーペBMW 2シリーズ・グランクーペ

新型1シリーズと前輪駆動アーキテクチャを共有

2シリーズグランクーペでは、ドライビングダイナミクスの面において、プレミアムコンパクトクラスの新たな基準を打ち立てることを目指した。これを支える基盤になるのが、BMWの前輪駆動アーキテクチャだ。2シリーズグランクーペは、車台などの中核技術を、新型『1シリーズ』と共有している。

最新のサスペンションセットアップや革新的な技術を採用し、すべてのドライビングダイナミクス関連のコンポーネントと制御システムを統合した。これにより、2シリーズグランクーペは、駆動方式FFとインテリジェント4WDのxDriveの両方で、より高い敏捷性を実現しているという。

2シリーズグランクーペのフロントマスクは、新型1シリーズと共通イメージだ。BMWのアイコンの新しい解釈を表現したダイナミックなフロントマスクを構築する。わずかに角度の付いたヘッドライトは、フルLEDが標準だ。大型のキドニーグリルが装着されている。

ボディサイドでは、4つのフレームレスサイドウィンドウを備えた伸びやかなシルエットが特長だ。リアは、新型『8シリーズ』や『X6』のようなスリムなテールランプを採用した。テールランプの上には、ハイグロスのブラックバンドが配される。

2シリーズグランクーペのボディサイズは、全長4526mm、全幅1800mm、全高1420mm、ホイールベース2670mmだ。低くスポーティなデザインにもかかわらず、ロングホイールベースによって、室内スペースを追求する。トランク容量は、430リットルとした。40:20:40の3分割で後席背もたれを倒せば、トランク容量が拡大できる。

《森脇稔》

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