米ホンダ、消毒液の生産を開始---燃料電池の電極を製造する装置を利用

ホンダとGMの燃料電池合弁会社が入るGMの米ミシガン州のバッテリーパック生産工場
ホンダとGMの燃料電池合弁会社が入るGMの米ミシガン州のバッテリーパック生産工場全 3 枚

ホンダ(Honda)の米国部門は6月22日、GMと燃料電池システムを共同開発している合弁会社において、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)対策で需要が増している消毒液の生産を開始した、と発表した。

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ホンダとGMは2017年1月、水素燃料電池システムの量産を行う合弁会社の設立を発表した。この合弁会社が生産する燃料電池システムは、両社がそれぞれ今後発売する市販車などに搭載される。

合弁会社のFuel Cell System Manufacturing,LLC(FCSM)は、ミシガン州デトロイトの南に位置するブラウンズタウンにあるGMの既存のバッテリーパック生産工場内に設置された。2020年内に、燃料電池システムの量産を開始する予定だ。

ホンダとGMは、2013年7月に発表した提携の基本合意に基づいて協業を進めており、次世代燃料電池システムと水素貯蔵技術の共同開発を行っている。燃料電池システムと水素貯蔵システムのより低コストな市販ソリューションを実用化するために、両社は開発チームを統合し、燃料電池関連の知的財産を共有して開発に取り組んでいる。

このFCSMにおいて今回、新型コロナウイルス対策で需要が増している消毒液の生産を開始した。ホンダとGMのチームは、燃料電池で使用される電極を製造するために設計された装置を利用して、消毒液を生産する方法を開発した、としている。

《森脇稔》

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