マルチスズキのコンパクトSUV、『エスプレッソ』に最新天然ガス車…燃費はCNG 1kgあたり31km

マルチスズキ・エスプレッソ「S-CNG」
マルチスズキ・エスプレッソ「S-CNG」全 1 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキは6月22日、コンパクトSUVの『エスプレッソ』(Suzuki S-PRESSO)に、最新の天然ガス車の「S-CNG」を設定した、と発表した。

エスプレッソは、『エスクード』などに代表されるスズキのSUVの流れを汲んだデザインを採用した。存在感のあるフロントバンパーに、台形をモチーフとしたフロントグリルや、ウィンカーを掴むように配置したヘッドランプを組み合わせることで、力強くタフな印象を強調した。

インテリアには、丸型のセンターコンソールを採用。デジタル表示のセンターメーターも配置する。室内空間を最大限に確保しながら、大型スーツケースも収納できる荷室スペースを設けている。

新プラットフォームの「ハーテクト」のKプラットフォームに、1.0リットルガソリンエンジンを搭載した。軽量かつ高剛性のボディとの組み合わせにより、低燃費と走行性能を追求する。

マルチスズキは、このエスプレッソにS-CNGを設定した。4月からインドで施行された新排出ガス基準の「BS6」に適合したCNG車だ。BS6は、欧州のユーロ5に相当する新基準で、排ガス中の窒素酸化物(NOx)を、およそ25%削減することが求められる。

マルチスズキは、幅広い車種に天然ガス車のS-CNGを用意している。エスプレッソのS-CNGには、デュアルECU(電子制御ユニット)とインテリジェント噴射システムを搭載する。マルチスズキによると、あらゆる道路で最適なパフォーマンスと高い運転性を実現するという。なお、エスプレッソのS-CNG は、CNGが1kgあたり、31.2kmの燃費を達成する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る