トヨタ クラウン、オーディオアンプ基板焼損で火災のおそれ 再リコール

トヨタ・クラウン(2008年)
トヨタ・クラウン(2008年)全 2 枚

トヨタ自動車は6月24日、『クラウン』および『クラウンマジェスタ』のオーディオアンプに不具合があるとして、国土交通省に再リコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2008年1月23日~2013年7月26に製造された1万5000台。

[改善箇所]

オーディオアンプにおいて、回路構成が不適切なため、異物混入の影響を配慮できていない回路でショートが発生した場合、既存の保護回路が機能せず、基板が焼損することがある。そのため、可燃性ガスが発生し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、オーディオアンプにヒューズ付き電気配線および金属製ブラケットを追加する。

なお、この不具合についてトヨタは、2016年4月13日にリコールを届け出ていたが、その原因を「スピーカ駆動用素子に保護回路がないため」としていたが、新たに原因が判明したため、再度リコールを届け出た。

不具合は2件発生、火災事故が1件起きている。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  3. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る