移行期間終了前に英国とEU・日本のFTA発効を 日英自動車業界が要望

日産の英国サンダーランド工場
日産の英国サンダーランド工場全 2 枚

日本自動車工業会(JAMA)と英国自動車製造販売協会(SMMT)は7月10日、英国のEU離脱に関して「英国とEUに対して、2020年12月31日に期限を迎える移行期間終了前に、英EU 自由貿易協定(FTA)の発効を確実にすること」を求める共同ポジションペーパーを発表した。

英国のEU離脱によって、英国に拠点を持つ自動車メーカー、サプライヤーは大きな影響を受ける。JAMAとSMMTは英国とEU間の自動車部品、完成車の貿易で関税が適用されないことを保証し、公平な競争環境の条件を満たす場合、英国とEUに共通する特恵貿易相手国原産の自動車生産に関するコンポーネント・部品の累積を認めることを求めている。

一方、日本と英国のFTA交渉については、移行期間終了前の締結を目標とすることや、完成車・自動車部品に課せられる関税の段階的な削減、既存の日EU EPAでの原産地規則の基本条件を維持し、日英自動車貿易におけるEU原産部品の累積を促進することなどを求めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る