ポルシェ 911ターボ/911ターボカブリオレ 新型、予約受注開始 2443万円より

ポルシェ 911ターボ
ポルシェ 911ターボ全 12 枚

ポルシェジャパンは、新型『911ターボ』および『911ターボカブリオレ』の予約受注を7月16日より開始する。

新型911ターボは、最高出力580ps(従来型比+40ps)、最大トルク750Nm(同+40Nm)を発生する3.8リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。新型ターボSの最高出力650ps/最大トルク800Nmには及ばないが、旧世代から大幅なパワーアップを遂げている。このパワーユニットに、ターボ専用の8速「PDK」(ポルシェ ドッペルクップルング)と4WDシステム「ポルシェ トラクションマネジメント」を組み合わせ、0~100km/h加速2.7秒(同-0.2秒)で駆け抜け、最高時速は330km/hに達する。

高出力化にあわせ、ブレーキシステムもより強化された。フロントのねずみ鋳鉄製ブレーキディスクは、直径が408mm(同+28mm)、厚さが36mm(同+2mm)に。リアアクスルは、厚さ30mm、直径380mmのブレーキディスクを備える。また、スポーツエグゾーストシステムを911ターボに初めてオプションとして用意する。標準装備のPASMシャシーは、スポーツ性重視から快適性重視まで幅広く対応。一方、より硬く、車高が10mm低くなる電子制御のPASMスポーツサスペンションによりさらなる俊敏性をもたらす。

外観は、フロントホイールでの車幅が45mm拡大されて1840mmになる一方、新しいボンネットの印象的なプレスラインが、スポーティな性格を強調。PDLSプラス付きLEDヘッドライトが路面を照らす。このほか、電子制御の冷却用エアフラップ、大型化されたアクティブフロントスポイラーなどを備える。リアデザインでは、LEDテールライトを備える連続的なライトバーとシルバーのトリムストリップ付きの新しいエンジンフードルーバーグリルが目を引く。

インテリアは、ポルシェ アドバンストコックピットとダイレクトタッチコントロールを装備した911カレラのインテリアに相当。PCMのセンタースクリーンは10.9インチになり、新しい構成によって素早く操作できる。また、14-ウェイ電動スポーツシート、スポーツクロノパッケージ、シフトパドルおよびマルチファンクション/モードスイッチ付きGTスポーツステアリングホイール、BOSEサラウンドサウンドシステムなどを装備する。

このほか、日本仕様の911ターボ/911ターボカブリオレには、サラウンドビュー付パークアシスト、コンフォートアクセス、電動格納ドアミラー、ヒートシーター(フロント)など他マーケットではオプションとなる多くの装備を標準で搭載している。

価格は911ターボが2443万円、911ターボカブリオレが2731万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  3. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. ほんと? マツダ『CX-5』新型、価格は350万~420万円か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る