モビリティテクノロジーズ、道路インフラも活用して交通事故や渋滞の対策へ

安全に安心して利用できる道路づくりを提言
安全に安心して利用できる道路づくりを提言全 2 枚

モビリティテクノロジーズ(MoT)は7月20日、オリエンタルコンサルタンツと、ドライバーと道路インフラ両面から交通事故対策や渋滞対策などの課題解決に向けて、業務提携を締結したと発表した。

MoTは、タクシー配車アプリ「JapanTaxi」「MOV」の運営や、AIとIoTを活用した商用車向け交通事故削減支援サービス「DRIVE CHART」を提供している。

「DRIVE CHART」はトラックやタクシーなど、走行時間の長いプロの現場で多く採用されており、現在契約車両は関東・中京・京阪神エリアを中心に全国に広がっている。このサービスではドライブレコーダーをベースとした専用車載器から得られる各種データから、交通事故が起こる可能性の高い危険シーンを自動検知し、ドライバーの運転傾向を分析するサービス。

オリエンタルコンサルタンツは、建設コンサルタントとして、道路インフラの計画、設計を行い、一般道路や高速道路の交通事故削減、渋滞解消に取り組んでいる。

今回、MoTはオリエンタルコンサルタンツと提携して道路インフラ側の交通安全の取り組みを高度化する。ドライバーと道路インフラの両面から、安全・安心・快適に移動できる交通社会の実現を目指す。

幹線道路や主要な交差点を通過時の映像から、自動車と自転車との交錯や歩行者の乱横断等の危険事象を把握し、自動車、自転車、歩行者が安全に安心して利用できる道路を検討する。渋滞箇所の通過時の映像を分析することで、沿道施設利用や駐車車両、交差点部での右折滞留長の不足など、渋滞要因を分析し、効果的な渋滞対策を立案する。

通学路など、生活道路を通行する時の映像や一時不停止状況のデータから、ヒヤリハット発生箇所を把握し、効果的な安全対策を立案することなどを想定している。

《レスポンス編集部》

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