知的・発達障害者が利用しやすい公共交通 国交省がマニュアル作成へ

(イメージ)
(イメージ)全 2 枚
国土交通省は7月27日、公共交通事業者が自主的に知的・発達障害者などが利用しやすい環境を整備するため、利用体験実施マニュアルを作成すると発表した。

知的・発達障害者は、外出することに不安を感じたり、いつもと違う状況になるとパニックになってしまったりするケースがある。外出に対する不安を軽減し、安心して公共交通で外出できる環境を整備することが求められている。

しかし、外見から障害があることが分かりにくい障害の人を対象とした利用体験の実施方法については、ノウハウを持たない公共交通事業者が多いことに加え、必要性が公共交通事業者側に十分浸透していないことから、利用体験の実施が進んでいない。

まず利用体験調査の課題の抽出や効果を検証し、その結果を踏まえて利用体験実施マニュアルを作成するため、「知的・発達障害者等に対する公共交通機関の利用支援に関する検討会」を設置し、検討を開始する。

1回目の検討会を7月29日に開催する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る