【アウディ e-tronスポーツバック】「今後の電動化時代の流れをリードする革新的なクルマ」

アウディe-tronスポーツバック
アウディe-tronスポーツバック全 17 枚

アウディジャパンは9月17日、ブランド初となる電気自動車(EV)『e-tronスポーツバック』(Audi e-tron Sportback)を発売した。クーペスタイルのミッドサイズSUVで、最大航続距離は405km。価格は1327万~1346万円。

【写真】アウディe-tronスポーツバック(全17枚)

e-tronスポーツバックは前輪、後輪それぞれを電動モーターで駆動する電動4WDシステムを採用している。アウディジャパンでプロダクト&リテールマーケティング部部長を務める村田龍平氏は同日のオンライン発表会で「車両の前後に誘導モーターを備え、そのアクスル間の床下に、高電圧バッテリーを敷き詰めた構造でとなっている。それによる前後50対50の理想的な重量配分がダイナミックな走行を実現している」と説明。

さらに「車両前後2つの電気モーターはアウディが培った四輪駆動の技術により制御され、システム総合出力は265kW。ブーストモード時には最大300kW、664NmというEVならではの大トルクを発生する。一方でモーター負荷が少ない状況では後軸の最大165kWのモーターのみを効率的に使うことで、航続距離を延ばす」とも。

そのe-tronスポーツバックの航続距離はWLTCモードで405km。この航続距離には回生ブレーキシステムも貢献している。村田部長によると「日常域の90%に相当する0.3Gまでの減速であれば、通常のブレーキを使用せずエネルギー回収を行うことができる。またe-tronスポーツバックで山を登り、同じ距離を回生ブレーキステムを最大限に使って下ったとすると、登りで消費したエネルギーの7割を回収している」とのことだ。

e-tronスポーツバックは合計容量95kWhの駆動用バッテリーを搭載し、それを4つの回路で構成される水冷サーキットで最適な熱交換を行っているという。

それにより「リチウムイオン電池は急加速や急速充電を行うと熱を発し、その能力を制限しなくてはならないが、e-tronスポーツバックはその心配は無用。たとえ速度無制限のドイツの高速道路を自由に走った直後であっても、高い充電スピードを維持したまま、急速充電を行うことができる。これは日常のユーザビリティを重視しつつも、妥協なき研究を行うアウディの開発姿勢を象徴している」と村田部長は解説する。

その上で村田部長は「今後の電動化時代の流れをリードする革新的なクルマに仕上がっている。これまでにないレベルの静かさでスムーズなドライビングや、細部にまでこだわって造り込んだ、これぞアウディ」と締めくくった。

《小松哲也》

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