「白バイを降りた自分にできること」元隊員が願うライダーの安全、スクールで学ぶ“ロードエイド”

ロードエイドネットワーク清水豊 代表理事。
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「これまで数多くの悲惨なバイク事故を目の当たりにし、白バイを降りた自分がこれからやらなくてはいけないことは何か…。そう考えた時、ライダーへの安全啓蒙活動だったのです」

そう話すのは、自衛運転トレーニング『Road+Aid Networks(ロードエイドネットワーク)』の清水豊 代表理事。神奈川県警にて30年間、白バイ隊員として勤務し、茨城県ひたちなか市にある自動車安全運転センター中央研修所では、白バイやパトカーの乗務員らに安全運転教育をしてきた実績を持つ。

そうした経験や事故現場で得た教訓を活かし、今後は一般ライダーにセーフティライドを普及させていく。その一環として、これまでもファーストエイドの普及を広めてきた内藤学さんとともに、まず立ち上げたのが『MOTO MIXX SCHOOL(モトミックススクール)』だ。

最新のファーストエイドを普及したい

ロードエイドネットワークのテクニカルアドバイザー内藤学さん。
内藤さんもハーレー・オーナーズ・グループ(H.O.G.)のイベントで、ライディング・インストラクターとして活躍している言うならば、その道のプロ。ファーストエイドのアプローチは5年でアップデートされ、一度習えばいいというものではない。内藤さんは絶えず最新のレスキューを国内外で学び広めている。その活動はロードサイドだけでなく、ビーチでのライフセーバーなどステージを選ばない。

そもそものキッカケは、「海水浴場ではライフセーバーがいるのに、ライダーたちのツーリングでは命を助けられる人や環境が整っていない」という強い危機感から。バイクメーカーに在籍した経歴も持ち、国内外でメカニックとして経験を積んできたものの、「安全なライディングやファーストエイドを広めたい」と、イベント会場に就く部署を志願した。そうした経験をテクニカルアドバイザーとして活かしていく。

セーフティライドが身につくオフロードトレーニング

千葉県君津市に開校したモトミックススクール。
千葉県君津市にある都立高校の林間施設跡を利用し、事故防止のための安全運転が学べるオフロードコースなどを整備。モトミックススクールでは、ビギナーやリターンライダー、キッズなど二輪車に関わる幅広い層に各種トレーニングを提供する。

たとえば、金曜日と日曜日に開催する「はじめてのオフロード」では、初心者を最優先し、レンタルのオフロードバイクあるいは自分のバイクで参加可能。公道で使えるテクニックを大前提に1泊2日でレッスンをおこなう「オープンロード・クラス」もあり、モトミックススクールからバイクで約3分の「鹿野山ビューホテル」で宿泊し、充実の2日間が味わえる。

開催スケジュールや料金などは公式ホームページで確認可。今後は日本全国にモトミックススクールを開校していくなど、ロードエイドネットワークの活動の場をさらに広げていく。バイクを愛する元白バイ隊員らが、本気でライダーたちの安全を考え動き出した。

千葉県君津市に開校したモトミックススクール。

《青木タカオ》

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