関東の鉄道は10月10-11日に影響…東海道・山陽新幹線は10日も通常運行 台風14号接近

房総の鉄道は2019年10月に発生した台風15号の影響が記憶に新しい。写真は久留里線上総亀山駅。
房総の鉄道は2019年10月に発生した台風15号の影響が記憶に新しい。写真は久留里線上総亀山駅。全 3 枚

台風14号の接近により、西日本から東日本にかけての各鉄道事業者が注意を呼び掛けている。

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気象庁が14時45分に発表した情報によると、台風14号「チャンホン」は、足摺岬の南南東約240kmに位置しており、北北東へゆっくりと進んでいる。

中心気圧は970hPaで、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sとされており、北側220kmと南側165kmが25m/s以上の暴風域、北東側440kmと南西側390kmが15m/s以上の強風域となっている。

気象庁が予測するコースによると、四国から関東にかけての太平洋沿岸を進む模様で、上陸の可能性は低いが、関東では伊豆半島や房総半島が暴風警戒域に入る見込みだ。

そのため関東地方の各鉄道事業者は、10月10日から翌11日にかけて列車の遅れや運休が発生する可能性があるとアナウンスしている。

このうちJR東日本は、10月10日夕方以降に千葉支社管内の房総各線で遅れや運行見合せが発生する可能性があるとしており、翌11日も影響が残る見込みだという。

一方、JR東海は10月8日、台風14号接近を受けて10月10日分の東海道新幹線の運行計画を変更するとしていたが、台風の予想進路が変わったとして、JR西日本エリアの山陽新幹線を含めて通常運行するとしている。

ただし在来線については、関東と同様に運行見合せの可能性があるとしており、すでに三重県内の名松(めいしょう)線(松阪~伊勢奥津)が運行を見合わせている。

JR西日本は10月9日、大糸線南小谷~糸魚川間で終日運休を決定。関西本線亀山~加茂間は10月9日夜から翌10日夕方頃まで運行を見合わせる可能性があるとしている。

また、紀勢本線では10月9日、強風のため串本~和深間で運行を見合わせており、その影響で、同日の白浜以東は、上りが紀伊田辺16時50分発、下りが新宮17時6分発の列車を最後に運行を見合わせる。特急『くろしお』については、10月10日に上下計12本の列車の白浜以東が運休となる。

このほか、山陰本線東浜~益田間、因美線・姫新線(鳥取~智頭)、伯備線上石見~米子間、境線(米子~境港)、木次線(宍道~備後落合)で、今後の状況によっては運行を見合わせる可能性があるとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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