BMWグループ世界販売、11年ぶりに減少 2020年1-9月

BMW 3シリーズ・セダン
BMW 3シリーズ・セダン全 5 枚

BMWグループ(BMW Group)は10月7日、2020年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。BMWなど3ブランドの総販売台数は163万8316台。前年同期比は12.5%減と、2009年以来、11年ぶりに前年実績を下回った。

写真:BMWブランドの主力車

全販売台数163万8316台のうち、BMWブランドの1~9月実績は142万7521台。前年同期比は11.2%減と後退している。

グループ全体の1~9月の市場別実績は、中国を含めたアジア全体が、前年同期比3%増の70万4523台と好調を維持した。このうち、中国の1~9月実績は、前年同期比6.4%増の55万9681台と過去最高だった。

一方、米国は1~9月、前年同期比24.6%減の19万9571台とマイナスに転じた。欧州は、前年同期比19.7%減の64万8107台と減少傾向にある。日本は1~9月、2万5015台を販売した。前年同期比は30.4%減と、3年連続で前年実績を下回った。

BMWグループの2019年世界新車販売は、過去最高の252万0307台だった。前年比は1.2%増と、9年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る