神戸市とドコモ、市バスの運行モニタリング実証実験を開始 AI搭載通信型ドラレコを活用

実証実験の目的・体制
実証実験の目的・体制全 5 枚

神戸市とNTTドコモおよびドコモ・システムズは、AI搭載通信型スマートドライブレコーダーを活用した市バスの運行モニタリング実証実験を10月12日より開始した。

近年、バスやトラックなど運送業界の運転手の高齢化や減少という社会課題に対して、安心安全な公共交通の提供が求められる中、運転手の置かれている状況に応じた適切なサポートの必要性が高まっている。

実証実験では、神戸市内を走行する市バス5営業所6台に先進運転支援システムを備えるAI搭載型ドライブレコーダーを設置する。システム環境にはドコモグループが提供する運行管理「docoですcar」などを利用。ドライブレコーダーのセンサ情報等から取得するデータを可視化することで、リアルタイムな運行管理を目指す。また、ドライブレコーダーから取得する加速度センサ情報等を解析することで、危険挙動の検知・警告による安全運転のサポートや、運転習慣・技術の見える化など、運行管理のデジタル化を検証する。

併せて、昨今のコロナ禍にて、乗務経験の浅い運転手等に対するクラウドを活用したリモートでの教育・研修、さらにはオープンデータや環境データなども組み合わせ分析することで、より安心安全で快適な公共交通の実現についても検討。神戸市とドコモは、公共交通に関連する社会課題解決に向けて現場のニーズを具現化し、IoTやAIなどのテクノロジーの知見を応用することでICT活用による解決を目指していく。

システム構成の概要システム構成の概要

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  2. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. SHOEIが新型フルフェイスヘルメット『GT-エアーIII』にグラフィックモデル「DISCIPLINE」を設定
  5. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  6. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. レスポンスが春割キャンペーンを開催中、「レスポンス ビジネス」法人プランが無料…4月1日~5月31日
  9. いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
  10. レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る