新旧レッドアローが西武秩父線に登場…Laviewブルーリボン受賞記念 11月8日

向かって左から5000系、10000系、001系(2019年、西武秩父線開通50周年記念車両基地まつり in 横瀬)。
向かって左から5000系、10000系、001系(2019年、西武秩父線開通50周年記念車両基地まつり in 横瀬)。全 5 枚

西武鉄道では、特急用車両「001系『Laview』」がブルーリボン賞を受賞したことを記念して、11月8日に「Laviewブルーリボン賞受賞記念 車両基地まつり in 横瀬」を横瀬車両基地(埼玉県横瀬町、横瀬駅下車)で開催する。

イベントでは、すでに引退した「5000系『レッドアロー』」と新型001系Laviewが並ぶほか、開催日には池袋線・西武秩父線での定期営業を終了した「10000系『ニューレッドアロー』」の「レッドアロークラシック」塗装車が飯能~西武秩父間で運転される。

ブルーリボン賞は、鉄道ファンの「鉄道友の会」会員の投票により選定される賞で、毎年1形式が選定される。2020年は西武の001系Laviewが受賞した。西武では1970年に5000系レッドアローも受賞している。

イベントでは、ブルーリボン受賞車の5000系レッドアロー(先頭車1両)と001系Laview(A編成)を並べた撮影コーナーを設ける。さらに、懐かしの電車・機関車の展示、保線作業の実演、鉄道部品の販売、鉄道グッズの販売、地場産お土産品の販売、子ども向けに制服貸し出し撮影など行なう。

イベント開催時間に合わせ臨時特急電車も運転される。一部は5000系レッドアローを模した塗装の、10000系レッドアロークラシックで運転される。10000系は001系Laview導入と入れ替えに全数が池袋線・西武秩父線での運転を終了しているので、1日限りの復活運転となる。レッドアロークラシック車は以下の予定。

下り・ちちぶ91号:飯能9時53分~横瀬10時26分~西武秩父10時32分
下り・ちちぶ93号:飯能11時50分~横瀬12時36分~西武秩父12時40分
上り・ちちぶ92号:西武秩父10時53分~横瀬10時57分~飯能11時35分
上り・ちちぶ96号:西武秩父12時53分~横瀬12時57分~飯能13時35分

イベント入場料は無料。新型コロナウイルス感染拡大予防として、入場は事前申し込みによる時間入替制だ。入場には「西武線アプリ」で配布する「電子入場券」が必要で、午前の部1000枚、午後の部1000枚がそれぞれ発行される。西武線アプリ1アカウントにつき1枚のみ発行され、1枚で4名まで入場できる。電子入場券は10月19日10時00分から発行される。

なお今回のイベントでは、飲食・休憩コーナーは設けられない。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る