【MotoGP アラゴンGP】スズキ、アレックス・リンスが今季初優勝

チームスズキエクスター(アラゴンGP)
チームスズキエクスター(アラゴンGP)全 10 枚

MotoGP第11戦アラゴンGPの決勝レースは10月18日、スペインのモーターランド・アラゴンで開催。チームスズキエクスターのアレックス・リンスが今季初優勝、チームメイトのジョアン・ミルも3位表彰台を獲得してカタルニアGPに続き今季2度目のダブル表彰台獲得となった。

【画像全10枚】

10番手グリッドからスタートしたリンスはスタートを決め、1コーナーではアウト側からオーバーテイクを仕掛けて一気に4番手までポジションアップする。3周目にはさらにひとつポジションを上げ、ファステストラップを記録して6周目には2番手争いに挑む。リンスの勢いは止まらず、そのわずか1周後にはさらにトップのすぐ後方まで迫り、数周併走した後の9周目にオーバーテイクしてトップに立つ。そこからはリンスがレースを完全にリードする。

終盤にペースを上げたアレックス・マルケス(ホンダ)がトップを走るリンスに残り数周で激しくアタックを仕掛けるも、リンスは最後までオーバーテイクを許すことなく、ホームレースで自身にとってもスズキにとっても今季初となる優勝を挙げた。またチャンピオンシップポイントは25ポイントが加算され、リンスは一気にトップから36ポイントに差を詰めた。

一方、ミルはレース序盤冷静かつ確実な走りで3周目に5番手につける。そこからミルの猛チャージが始まり、4周目に自身のファステストラップを記録。8周目には2台のペトロナスヤマハを一挙にオーバーテイクしてチームメイトの後方3番手にポジションを上げる。終盤ミルはトップ争いをするリンスとマルケスを追いかけるも、最後の数周でタイヤのグリップが低下し僅かにペースダウン。ミルはリスクを回避して3番手フィニッシュ、チャンピオンシップでトップに立って翌週再び同サーキットにて開催されるMotoGP第12戦に挑む。

またリンスとミルのダブル表彰台獲得により、チームスズキエクスターはチームランキングでもトップとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る