ポルシェ初の電動SUV『マカンEV』、初期開発車両をスクープ!次世代プラットフォーム採用へ

ポルシェ マカンEV 開発車両(スクープ写真)
ポルシェ マカンEV 開発車両(スクープ写真)全 17 枚
ポルシェは『マカン』にEVモデルを設定することを明らかにしているが、その初期開発車両をスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

初代となる現行型マカンは、2014年春から欧州で、同年後半から日本で発売されている。新規車種ながら今やポルシェの主力モデルにまで成長したのは周知の通り。そんなマカンは現在、改良新型を開発している最中だが、今回捉えた車両は全面刷新する次世代型マカンの初期開発車両だ。

ポルシェのフルEVモデルは『タイカン』に始まり、『タイカン クロスツーリスモ』が第2弾、そして第3弾としてマカンEVが投入されることになる。

悪天候の中、望遠カメラで捉えたプロトタイプは、タイカンに似たヘッドライト、トリムでマスキングされたBピラー後部のアーチ型ルーフライン、アクティブリアウィングを装備していることがわかる。


リアエンドには新グラフィックのテールライト、新設計されたテールゲートが確認できるほか、フェイクのツインエキゾーストパイプも見てとれる。またタイカン同様に左右のリアフェンダーに充電口を配置している様子も伺える。

次世代型では、車名を含め、ICE搭載(ガソリン)マカンといくつかの類似点を共有しているにも関わらず、EVモデルのアーキテクチャには、アウディと共同開発した全く新しい「PPE」(プレミアムプラットフォームエレクトリック)を採用、今後VWグループと共有していく。

EV仕様は謎のままだが、以前には4モーターEVクロスオーバーのテストがおこなわれていることも掴んでおり、これがマカンEVに採用されるか注目される。次世代型では、市場により需要が異なるため、EVとICE搭載モデルを数年間並行して販売する予定だ。

ワールドプレミアは最速で2021年内で、生産はライプツィヒ工場で行われることが確定している。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

《APOLLO NEWS SERVICE》

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