BMW X5M と X6M 新型に「ファーストエディション」、625馬力ツインターボ搭載の特別モデル…欧州発表

コンペティションは0~100km/h加速3.8秒で最高速290km/h

Mチューンの足回り

コンペティションがベースのファーストエディション

BMW X6M と X5M 新型の「ファーストエディション」
BMW X6M と X5M 新型の「ファーストエディション」全 12 枚

BMWは10月20日、新型『X5M』(BMW X5M)と新型『X6M』(BMW X6M)の「ファーストエディション」を欧州で発表した。各250台の限定車となり、内外装に特別装備を採用している。

写真:BMW X5M と X6M 新型の「ファーストエディション」

新型M5Mと新型X6Mは、新型「X5」と新型「X6」をベースに開発された高性能モデルだ。エアロダイナミクス性能やエンジンの冷却性能を引き上げる専用バンパーをはじめ、スポーツ性が強化されたシャシーやインテリアなど、ベース車両に対して、M流儀の変更が加えられている。

コンペティションは0~100km/h加速3.8秒で最高速290km/h

パワートレインには、BMW Mが開発を手がけた直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。このV8は、シリンダーバンク上を横切るように配置された(クロスバンク)エグゾーストマニフォールドにより、排気ガス流のエネルギーが2つのターボチャージャーのタービンホイールに最適に伝えられる。冷却システムも、最適な効果を発揮するように設計されている。フラップ制御式のエグゾーストシステムのサウンドは、選択しているモードによって変化する。

最大出力は600hp/6000rpm、最大トルクは76.5kgm/1800~5600rpmだ。0~100km/h加速3.9秒、0~200km/h加速13.5秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。オプションの「Mドライバーズパッケージ」では、最高速が290km/hに引き上げられる。

さらなる高性能を求める顧客には、「コンペティション」を設定する。直噴4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力がプラス25hpの625hp/6000rpmへ向上した。最大トルクは76.5kgmで変わらないが、1800~5800rpmと、より幅広い領域で引き出される特性だ。0~100km/h加速は3.8秒、0~200km/h加速は13.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)だ。オプションのMドライバーズパッケージでは、最高速は290km/hに到達する。BMW X5M 新型の「ファーストエディション」BMW X5M 新型の「ファーストエディション」

Mチューンの足回り

全車のトランスミッションは8速の「Mステップトロニック」で、ドライバーはMセレクターレバーまたはステアリングホイールのパドルシフトでマニュアル操作が行える。駆動方式は4WDの「M xDrive」となり、専用チューニングが施される。このシステムは、後輪駆動を重視した設計となっており、後輪が動力伝達の限界に達し、追加のトラクションが必要になった場合に限って、フロントアクスルにパワーを振り分ける。

また、「アクティブMディファレンシャル」も採用する。トランスファーケースが必要に応じて、駆動トルクの一部を無段階かつ可変的にフロントアクスルへと振り分ける。一方、左右後輪間の駆動トルク配分は、アクティブMディファレンシャルが受け持つ。スポーツ走行時や、路面のグリップが変化する場面など、その状況に合わせてM xDriveに組み込まれたアクチュエーターがロック率を選択し、走行安定性を確保する。

コンペティションには、フロントに21インチ、リアに22インチのMアルミホイールが装備される。優れた制動力を備えた「Mコンパウンドブレーキ」は、ブレーキ操作時のペダルフィールを個別に設定できる。BMW X6M 新型の「ファーストエディション」BMW X6M 新型の「ファーストエディション」

コンペティションがベースのファーストエディション

両車のファーストエディションは、コンペティションがベースだ。専用ボディカラーとして、「BMWインディビジュアル」のフローズンダークシルバーが用意された。このマット塗装仕上げにより、光が車両にどのように当たるかに関係なく、筋肉質なプロポーション、クリアなフォルム、象徴的なMのディテールが強調される。もう1色、BMWインディビジュアルのフローズンマリーナベイブルーも選択できる。

足元には、スタースポークデザインのMアルミホイールを装着する。専用のジェットブラックのハイグロス仕上げとした。サイズはフロントが21インチ、リアが22インチだ。

ボディの一部には、Mカーボンドアミラーカバーなど、カーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製パーツが採用される。X6Mには、Mカーボンリアスポイラーが装備された。Mカーボンエンジンコンパートメントカバーも、ファーストエディションの専用装備だ。BMW X5M 新型の「ファーストエディション」BMW X5M 新型の「ファーストエディション」

インテリアは、シルバーストーン/ミッドナイトブルーのBMWインディビジュアルのメリノフルレザー仕上げとした。Mマルチファンクションシートは、シートボルスターにブラックアルカンターラインサートとサヒールオレンジのコントラストステッチ加工が施される。コントラストステッチは、ドアトリムとインストルメントパネルにも入る。

インストルメントパネルの上部は、ミッドナイトブルーのレザー仕上げ。同様に、BMWインディビジュアルのアルカンターラ製ヘッドライナーもミッドナイトブルーで仕上げた。オプションのカーボンファイバーインテリアでは、CFRPを使用している。BMW X6M 新型の「ファーストエディション」BMW X6M 新型の「ファーストエディション」

《森脇稔》

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