テスラ、純利益が2.3倍に 2020年第3四半期決算

テスラのEV
テスラのEV全 5 枚

テスラ(Tesla)は10月21日、2020年第3四半期(7~9月)決算を発表した。

同社の発表によると、第3四半期の売上高は、過去最高の87億7100万ドル(約9182億円)。前年同期の63億0300万ドルに対して39.2%増と、2年ぶりのプラスとなった。

また、第3四半期の純利益は、3億3100万ドル(約346億円)。前年同期の1億4300万ドルに対して、2.3倍の増益を達成した。黒字決算は、5四半期連続となる。

大幅な増益となったのは、好調な新車販売による部分が大きい。2020年第3四半期の世界新車販売(納車)台数は、四半期としては過去最高のおよそ13万9300台。前年同期のおよそ9万7000台に対して、43.6%増と大幅に増加した。

全販売台数13万9300台のうち、『モデルS』とクロスオーバー車の『モデルX』は合計でおよそ1万5200台を販売した。前年同期のおよそ1万7400台に対して、12.7%減と2年連続で前年実績を下回った。

一方、小型EVセダンの『モデル3』と小型EVクロスオーバー車の『モデルY』は第3四半期、合計でおよそ12万4100台を販売した。モデルXとモデルSを上回り、引き続きテスラの量販セグメントに。前年同期のおよそ7万9600台に対して、56%増と大幅に増えている。

《森脇稔》

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