京浜急行電鉄は11月9日、サムライインキュベートとともに、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)技術を活用して横浜の魅力を発信する「XR観光バスツアー@横浜」を実施すると発表した。ツアーにおけるXRコンテンツのストーリーのアイデアを募集する。
京急電鉄とサムライインキュベートは、スタートアップとのオープンイノベーションによって新規事業の創出を目指す「京急アクセラレータープログラム」を展開しており、今回のツアーはこの一環としてプログラム参加企業であるシナスタジアとともに実施する。
「XR観光バスツアー@横浜」では、横浜私・みなとみらいエリア全体のアミューズメント化を目指し、VRゴーグルを装着しながらエリア内の観光地を「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」の運行ルートに準じて巡る。ツアー開発は、神奈川県が推進する「新型コロナに係るイノベーション創出推進委託(オープンイノベーション型)」に採択されており、行政とも連携して世界初となる「XR観光バスツアー」の実現を目指す。
京急電鉄では、ツアーにおけるXRコンテンツのストーリーのアイデアを募集するコンテストを実施する。採用された最優秀作品のアイデアをもとに制作されるコンテンツは、2021年春に「KEIKYU OPEN TOP BUS 横浜」で実際に体験可能となる予定。
XR観光バスツアー@横浜(イメージ)