アウディ A8 シリーズ火災のおそれあり…エンジンルーム内ラバーシールの不具合でリコール

アウディA8(2017年)
アウディA8(2017年)全 3 枚

アウディジャパンは12月8日、アウディ『A8』など4車種について、エンジンルーム内ラバーシールに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。

対象となるのは、「A8 4.0 TFSI quattro」、「A8L 4.0 TFSI quattro」、「S8」、「S8プラス」の4車種で、2012年7月27日~2018年1月18日に輸入された1730台。

対象車両はエンジンルーム内ラバーシールの耐熱性が不足しているため、ターボチャージャーが繰り返し高温になると、ラバーシールが熱により硬化することがある。そのため、ラバーシールが割れ、破片が脱落し、エンジンの高温部位に接触して、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、ラバーシール下部に脱落防止ブラケットを取り付ける。なお、熱による影響でラバーシールが損傷している場合は、当該ラバーシールを新品に交換する。

不具合および事故は起きていない。本国からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る