電動キックボードが自転車専用路を走行…長谷川工業の計画を認定 経産省

長谷川工業が取り扱う電動キックボード
長谷川工業が取り扱う電動キックボード全 2 枚

経済産業省は、長谷川工業が申請していた、電動キックボードが普通自転車専用通行帯を走行するための、産業競争力強化法に基づく新事業活動計画を認定した。経産省が1月15日に発表した。

【画像全2枚】

電動キックボードは、道路交通法上の原動機付自転車に分類されており、車道の通行が義務付けられている。昨2020年7月に事業者から普通自転車専用通行帯を通行可能となるように規制の特例措置の整備が要望された。これをを踏まえ、規制所管官庁が電動キックボードによる普通自転車専用通行帯の走行を可能とする特例措置が整備された。

今回、経済産業省は長谷川工業から申請のあった新事業活動計画が産業競争力強化法に適合するものとして認定した。これによって同社は、新たな規制の特例措置を活用して、計画内において電動キックボードによる普通自転車専用通行帯の走行が可能となる。

認定された同社の計画は、千葉市内の定められたエリア内で、利用希望者を募集して一定期間、電動キックボードを貸し出し、利用者の走行データをGPSを介して収集する。収集したデータは、普通自転車専用通行帯を走行している自転車や車道を走行している原動機付自転車と比較分析する。期間は1~3月。
今回の電動キックボードで自転車通行帯を走行できるエリア今回の電動キックボードで自転車通行帯を走行できるエリア

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る