【トヨタ MIRAI 新型】東洋紡の燃料電池セル封止用シール素材を採用

トヨタ MIRAI 新型
トヨタ MIRAI 新型全 2 枚

東洋紡は1月29日、子会社の東洋紡フイルムソリューションのPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム「テオネックス」が、トヨタ自動車の燃料電池車(FCV)新型「MIRAI」の燃料電池セル封止用シール材に採用されたと発表した。

「テオネックス」に独自の接着剤を塗工、精密加工を施したシール材を開発した。過酷な環境下でも高い耐久性を実現し、燃料電池の長期信頼性の確保に寄与することなどが評価された。新たに開発した接着剤などの効果もあって部材の高速接合が可能となり、1セルあたりの生産時間を大幅短縮できる。

PENフィルム「テオネックス」は高耐久・高耐熱性が特長で、車載用途での採用が伸びている。燃料電池セルを生産する際に、セルの構成部材を接合する用途に加えて、発電面の保護、絶縁、ガス導出入形状の維持など、さまざまな機能を提供するとしている。

東洋紡では、走行中に水しか排出しない究極のエコカーとして普及が期待される燃料電池車向けにシール材を提供するなど、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを強化していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る