ボードリー、顔認証システムを使った運賃決済の実証実験

自動運転バス
自動運転バス全 2 枚

ソフトバンクの自動運転サービス開発子会社のボードリーは2月1日、神奈川中央交通が横浜市栄区で2月9日から3月5日まで実施する中型自動運転バスの実証実験で、顔認証による運賃決済を想定した仕組みなどを検証すると発表した。

顔認証システムは、日本コンピュータビジョンが提供する顔認証ソフトウエア開発キットを活用して開発したもので、個々の乗客が乗降したバス停を自動判別する検証を行う。乗車口と降車口付近にそれぞれカメラを設置し、乗降時の乗客の画像を読み込み、位置情報と連携させることで、乗客ごとの乗車区間を降車時に降車口付近のモニターに瞬時に表示する。

将来的にはこの顔認証システムと決済システムを連携させて乗車距離に応じた運賃の決済を顔認証で実現することを目指す。

また、今回の実証実験ではボードリーの自動運転車運行管理プラットフォーム「ディスパッチャー」と、トーヨーケムが座席に設置したセンシングシステム「フィッチヴィータ」を連携させる。乗客の着座人数をリアルタイムで確認できるようにし、自動運転バスの利用状況を、より精緻に把握、需要の検証に活用する。

なお、新型コロナウイルス感染症流行に伴う緊急事態のため、一般の人の乗車(参加)は実施されない。

《レスポンス編集部》

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