イード、「CES 2021」調査レポートを発表 スマートシティやサイバー化するEVなど解説

HUMMER EV
HUMMER EV全 4 枚

イードは、1月11日から14日に米国ラスベガスで開催された「CES 2021」の調査レポートを発表した。

【画像全4枚】

イードでは、CESや各国モーターショーを代表とする海外の自動車・IT系の展示会を、CASEやMaaS目線で調査レポーティングし、販売を行っている。

CESは世界最大級の最先端エレクトロニクステクノロジーショーであるとともに、次世代自動車と各種スタートアップのグローバル発信の場となっている。入場は関係者のみで一般公開はない。例年、ラスベガス全域の展示会場や複数のホテルバンケットで展示やカンファレンスが展開されていたが、今年は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響で、すべての展示はオンライン開催のみ。展示内容は世相を反映したものになった。CES 2020レポートでは、「スマートホーム」「スマートシティ」「サイバー化するEV」「ヘルス&ウェルネス」をトピックスとして取り上げた。

米国でも新型コロナウイルスによるロックダウン・外出自粛が長期化しており、ワークフロムホームを快適にするためのニーズが高まっている。スマートホームでは、「おうち時間」を快適に過ごすための提案が数多くみられた。象徴的だったのが、家庭の水回り製品を得意とする大手メーカー、コーラーが発表した、日本のお風呂からインスピレーションを得たバスタブ。四角くて深さのあるバスタブからあふれたお湯がヒノキ材に溢れ出し、心地よい音を立てる。同時にお湯の表面に霧を発生させ、深いリラクゼーション効果を演出する。

この1年でニューノーマルが定着したため、スマートシティに求められる要件も大きく様変わりした。CESにおいても、新たなニーズに対する提案が目立った。車社会の米国ではドライブスルーの利用が増加しており、長時間の順番待ちがストレスになっている。そこでパナソニックは、ドライブスルーの接客効率をアップするシステムを提案。バックエンドの在庫と連携したタフブックタブレットを接客時に利用し、時間当たりの顧客対応数を向上できる。

米国におけるEV市場は、その約8割を占めるテスラの独壇場。これはエコロジー訴求だけでは顧客を獲得できないことの証左とも言える。今回GMが発表したEVも、エコ訴求というよりも、テスラのEVを買い求めるような顧客層に訴える「サイバーカー」ともいうべきEVの提案だった。GMのトラックブランドGMCからは、「HUMMER EV」が登場。世界初のEVスーパートラックを謳い、2021年の秋に発売予定。電動車ならではの爆発的な加速力や、精緻なトルク配分による悪路走破力をアピールしている。1000馬力で0-100km/h加速は3秒。エンジンでは到底実現できない怪物級のパフォーマンスをゼロエミッションで実現する、いわばサイバーなモンスターだ。

4つ目に挙げるトレンドは「ヘルス&ウェルネス」。ライフスタイルの変化により、人々の健康管理の仕方も変化しており、それに対応したソリューションが活況だった。特に、生体情報をセンシングしてデータをAIで解析することで健康管理や異常を検知する機能を提案するものが目立った。ボッシュの腕時計型ウェアラブルデバイス「BHI260AP」は、センサーによって利用者が何の運動をしているのかを検出し、具体的なフィットネス・アクティビティとして記録したり、利用者のフィットネスをコーチングする機能もある。

調査レポートの価格(税別)は40万円。ページ数はPPT/A4/115ページ。納品物はレポートPPTおよび報告会となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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