踏切道改良に向けて法整備…移動円滑化や災害対応 国交省

踏切(イメージ)
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国土交通省は3月15日、改正踏切道改良促進法の施行に伴う関係政令や関係省令を改正して、踏切道の改良を促進すると発表した。

改正踏切道は「開かずの踏切」などの改良を促進し、併せて、道路、鉄道の防災機能を強化し、安全で円滑な交通を確保することを目的に施行する。これに伴って関係する関係省令を改正する。

改良すべき踏切道として指定対象として鉄道と高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法に規定する特定道路と交差している踏切道で、踏切道の改良による移動等円滑化促進を図る必要性が特に高いと認められるものを追加する。

踏切道の改良方法として、踏切道の平滑化、踏切道密接関連道路の改良及び駅の出入口の新設を追加する。地方踏切道改良計画の提出を要しない踏切道の改良方法として、保安設備の整備、舗装の着色及びほぼ5年以内に完了する踏切道の改良の方法を規定する。

災害時の管理の方法を定めるべき踏切道の指定対象として鉄道と交差する道路が道路法に規定する重要物流道路や災害対策基本法の地域や、防災計画で定められている緊急輸送道路であるもの、1時間に通過する列車運行回数が10回以上のものなどを規定する。

パブリックコメントを実施した上で4月1日に施行する予定。

《レスポンス編集部》

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