カワサキ Ninja ZX-10R/RR、デザイン一新とともに各部をアップデート…5月28日より順次発売

新型Ninja ZX-10Rは、空力性能を約7%向上させた流線形でレーシーな次世代のNinjaスタイルを採用。ダウンフォースを約17%向上させた一体型ウイングレット装備のカウリングや、防風性能を高めた新形状のウインドシールド、軽量コンパクトな新型LEDヘッドライトを組み合わせた。ラムエアインテークは、よりコンパクトな形状としながらもカウル形状により従来と同じ効率を維持している。
また、ファクトリーマシンからフィードバックされた空冷式オイルクーラーによる効率的な冷却効果が、高いエンジンパフォーマンスを発揮する。加えて、エレクトロニッククルーズコントロールやスマートフォン接続機能を備えるTFTインストゥルメントパネルなど、先進機能を新採用。スーパーバイク世界選手権において6連続タイトルを獲得した実力と、スポーツ走行での楽しさを両立している。
世界限定500台のホモロゲーションモデル新型Ninja ZX-10RRは、Pankl社製チタニウムコネクティングロッドや鍛造マルケジーニホイールを搭載した従来モデルのポテンシャルに加え、一体型ウイングレット搭載のカウリングを一新し、空力性能とダウンフォースを向上。シャーシジオメトリのアップデートによりコーナリング性能も高めている。
パワーユニットでは、Pankl社製軽量ピストンや新設計カムシャフトを採用。レブリミットとパワーバンドを引き上げ、サーキットでの扱いやすさをさらに強化している。
価格はZX-10Rおよび同KRTエディションが229万9000円、ZX-10RRが328万9000円。
《纐纈敏也@DAYS》